海外の日本食。

2008年2月3日


バンクーバー(カナダ)で寿司を食べました。

僕だって、現地に行けば現地のものを食べる主義なんですがね・・・

なぜに寿司か?

おいしい店が見つからないのと、いわゆる胃にやさしい普通のごはんが食べたくなった。

仕方ない、日本食だ・・・

と駆け込んだ店。

イラッシャイマセー

とは中国語なまりの偽日本人。

出てくるものは、う~~~~~ん。。。ごめんなさい!寿司じゃない!

でも、これが旅なんですよね。

まぁ、インドでくらった2ヶ月間カレー地獄よりはぜんぜん天国でしたが。

去年、外国にある日本食レストランを政府が公認するとかしないとか話題がありましたが、いいんです。

あんなの寿司じゃねーとか部屋に戻ってから笑っちゃうのが旅なんですから。

ソンクランがやってくる

2008年1月30日


もうすぐソンクランがやってくる。

なんて気が早いか・・・

タイの正月です。

通称、水掛祭り。

ご覧の通り大人も子供も水の掛け合いです。

カメラはビニールまいて防水体制でのぞみます。

いえいえ、カメラ構えているヒマはない、平和な戦争ごっこなんだから。

外人だってこんなにはしゃいでいるのにたまに本気で怒るタイ人に出会うとぎゃくになんだか安心してしまうのはなぜ?

日本にもこんな無礼講欲しいですよね。

うまく行っていない親子関係だって、夫婦だって、終わったあと思いっきり笑い合えるのになぁ・・・
夫婦は円満なんだけど、親子関係最悪・・・(暴露ブログ、会社経営者の親父と好き放題ミュージシャンのオレ、しかも旅人)

オレ、また、タイに行くわ。。。

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チャーン島へ行け!

2008年1月30日


タイのリゾートといえば、プーケットがまず思いつくと思いますが、ここチャーン島は穴場です。
もちろん、外人さん(僕たちも含めてですけど)も結構いるんですけど、タイ人が来るリゾート。

ゲストハウスで出会う旅人にはいつもチャーン島をすすめていました。

バックパック背負ってプーケットはないだろよぉ

なんて偉そうなこと言いながら。

海は遠浅で、引き潮のときは隣の島まで泳いででなくて歩いて行けるのです。

シュノーケリングで充分、きれいな海の底の魚を見られるしゲストハウスは断然プーケットより安い。

僕はボートこいでかなり沖の島まで行きました。

ここまで手漕ぎでくるかえ!?

というまなざしで見られるほどにはしゃいでいたチャーン島

また、行きたいぜ!

ちなみに、タイ人に聞くときは

ゴ・チャーンと言って下さい。

ゴは島っていう意味。

オススメの島。Posted by Picasa

ビエンチャンからルアンパバーンはおえおえバス

2008年1月23日

ビエンチャンにはタイのノンカイから陸路で到着。

タイだと国境の果てに来るにしても寝台列車やVIPバスがあって楽チンすぎて申し訳なくなるほど。

さてはて、ラオスではどんなもんか?

ビエンチャンに来たのは2回目なので今回は街そのものが世界遺産だというルアンパバーンに向かうことに決める。

前回ゲストハウスに泊まったとき、そこのスタッフがラオスに来たらルアンパバーンに行けとしきりに言っていたのがずっと頭から離れずあれから2年。またラオスに来てしまうとは・・・

2年越しの希望を果たすぞ!とバスのチケットを街の中心の噴水近くの中華系のお店でゲット。

8時半のバスです。でも集合は8時だから8時10分前には着いておいてねと。。。

が、翌日その忠告をいともたやすく破る。。。

破るつもりはなかった。 ビエンチャンに大きなバスステーションが2個あるなんて聞いてなかったのです。ガイドブックなしじゃちょっときつかったか・・・まだまだアマちゃんです。

間違って中心地のバスステーションに着いたのは7時40分頃。10分くらいバスを探し、仕方なしにどのバスか周りの人に聞くとバスはここから4km離れた違うバスステーションだ!とおっさんが教えてくれた。

やばい・・・間に合うか・・・近くのトゥクトゥクに急いでいかせてなんとかバスステーションには8時10分に到着。

大丈夫、出発は8時30分なんだから!と自分を落ち着かせてバスに乗ろうとすると・・・

満席よって!!!

チケットもちゃんと買ってあるのに何で満席?おかしいではないかー!言いがかりをつけてもこっちが遅れたのが悪いのであります。

空席つくって走るほど景気も良くないだろう。。。仕方ない・・・仕方ないけど そのバスは8時20分には目の前を去っていった。。。

おかしーじゃないか!バスは8時半って言ってたぞ。適当すぎるぞ!と抗議。

でも、やっぱり言いがかりかもしれない。。。

結果、10000キープをバックしてもらい1ランク下のバスに乗せてもらう。

運良くそいつの出発は9時10分。

無駄になったのは快適VIPバスの乗り心地と50分のロス。たいしたこたぁーない。

しかし、このバス、何から何まで輸送する。

天井には自転車・バイクにでかい物置みたいな物体。

その何でも乗せてやる!という根性に見とれていた。

さて、このルアンパバーンまでの道のり。長く険しいものでありました。

日光のいろは坂が何個分でありましょうか?約10時間の移動時間のうち約7割がいろは坂であります。

ラオス人は慣れてんだろうなぁーと思いつつ、オエオエ~ってやってるのはほとんどラオス人です。

途中オエオエ休憩が10回くらいありました。優しい運転手です。

おかげさまで10時間のはずが11時間くらいだったでしょうか。

ちなみに帰りのバスこそVIP!と意気込んでとりましたが帰りの道中後悔します。

VIPは中身はきれいだけどエアコン快適が売り文句で窓が開かない。窓が開かないとどーなるのか?オエオエ率が上がり空気もよどみ更に伝染。。。

最悪です。

行きは逃してよかったようです。

ちなみに途中、ごはん休憩がありますが、もりもり食ってるやつに限ってやっぱり後でやらかしてます。

車に酔っちゃう人は大金を出してでも飛行機のほうが良いのではないでしょうか?

酔わない僕がちょっときつかったくらいです。

何者だ?スィック教・インド

2008年1月23日

僕はインドに行ったらターバンだらけなのかと思っていた。

インドに着いてからあまりの少なさにインド人に聞いてみた。

ターバンを巻いている人はファッション?それともトラディショナルな人なの?と。。。

「あれはスィック教だよ 」

え?なにそれ?

ということでインドに来て初めて「地球の歩き方(05-06)」を読み始めるのでした。

そこにはなんと、インドの宗教の割合が。ヒンドゥー教が81.3%、イスラム教が12%、キリシタンが2.3%でスィック教は1.9%!?

なんということだ・・・インド人といえばターバンだと思ってのは要するに日本人女性といえば芸者さんと思っていたに等しい。

キリシタンより少ないなんて・・・

なぞだ・・・なぞが多すぎる。

この人たちはいったいなんなんだ?どういう経路でどういう発展をしていき何を神仏として祈っているのだ?

それは今後の課題としておいといて・・・

上の写真のおっさんが正確にスィック教かどうかはわかりませんが。

他の旅行記をインド滞在中にインターネットで読みましたが困ったときはシィック教の人に頼るのが良いとその人も書いておりました。

やはり、おっしゃるとおり彼らはやさしい!

外人からは少しでもお金をとってやろう的精神は微塵も感じられない。

コルカタで日本のコンセントをインド式に差し替えるソケット(アダプタ)を探してサダルストリートの小さな電気ショップに入った時のこと。

聞くと、「あるよ」と出してくれたおっさんはターバンです。いくら?と聞くと30ルピーだという。約90円。

普通もうちょっと高く言っても外人なら買いますよ。。。と嬉しくなり、OKと財布から小銭を出そうとしたのも束の間、小さいタイプのを出してきて「こっちのは10ルピーだよ
」って。。。

感動しました。

インドにいてこんなことが起こるなんて奇跡です。わかりますか?って何をそんなの普通でしょ?って思われそうですが、インドでこれはまさにありえないことなのです。

その日から僕はシィック教のファンです。

歴史的背景も何も知りませんが・・・

ちなみにインドの歴史をてっとり早く学ぶには名作映画「ガンジー」がオススメですがその中でも題材にされガンジーが一番手を焼いた事実にヒンドゥー教徒VSイスラム教徒の対立があります。

一体全体その当時、スィック教徒は何をしていたのでしょうか?

争いごとの歴史にも姿を現さず・・・

そして、 いったい彼らはあのインドにいるにもかかわらず、なぜ周り(ヒンドゥー教徒たち?)に流されず、なぜあんなに優しいのでしょうか?

ちなみに僕はジャイブルでターバンを買ってきました。日本でもお客が来る日はそれで優しく迎えることにしています。

首都よりも首都らしい街コルカタ(カルカッタ)

2008年1月23日

デリーから20日間かけてやっとコルカタに到着。なかでも長居してしまったのはカジュラホー。北インドの中ではインド人のやかましさから開放される数少ないスポットの一つだったせいでそこを抜け出すのが億劫になったせいかもしれない。

さて、ここは大都会コルカタ、再びデリーのようなただならぬインド人の喧騒に巻き込まれてしまうのか・・・と覚悟してコルカタの鉄道駅Howrahに到着。

気合を入れて降り立ったのに、予想と違うこの空気。

デリーのようにあちこちから声をかけられるという竜巻がやってこない。

あれ?

ところ変われば性格も変わるか?普通に歩けるぞ!これ買え、あれ買え、リキシャに乗れとまったくお声が掛からない。ちょっと拍子抜けであります。でも、それはそれで非常に居心地が良い。

それでいて大都会!気に入った。明日からはのんびりお買い物をさせていただこう。

人力車どころかオートリキシャも少ない。走る乗り物はほとんどタクシー。乗っても運賃をぼったくろうといった勢いのある(?)ドライバーもそれほどいない。
戦闘体制に入っていた僕の気持ちはどうしてくれるの?散歩も余裕でできるではないですか・・・

いたって普通のことに喜ぶ旅人であった。

がしかし、都会に付き物のストリートチルドレン、ホームレス。

コルカタからコルカタ空港に向かう際に通った場所でどこまでも続くスラム沿いの道を通りその多さに愕然としました。

彼らは物を乞うことか人をだますことでしか食べ物を得ることができないのです。

ツアリストには観光名所を見るばかりでなくその国の現実を見て感じて伝える義務があるのかもしれませんね。

このようなデリーと対照的な街コルカタ。

日本からは直接発着する便はないけれど北インドを旅するならばデリーとコルカタを両方見たほうが比べる面白さもあると思います。

その場合、喧騒うずまくデリーにいきなり入るよりはコルカタからインドに入って徐々にインドに慣れていくという旅がオススメです。

到着地、デリーでどこまで「インドなんかへっちゃらさぁ!」という気持ちになれるかが旅のテーマにもなりますね。

僕の場合はデリーインのコルカタアウトだったせいもあり、まず第1日目のデリーで騙されるわ、ぼったくられるわでふんだりけったりでした。

それもそれで今、思えば楽しかったんですけどね。