Spotify Premiumの音質はどこまで良いのか?を検証

2018年12月29日
Spotify Premiumの音質はどこまで良いのか?を検証

Spotify Premiumとフリーは音質が違うようですが、違いはわかるのでしょうか?

2018年12月31日までで3ヶ月100円キャンペーンが終わるということで申し込んでみました。
音質以外の違いは、楽曲がスキップできる、広告が入らない程度。
ただし、PCアプリで聞くと楽曲のスキップはできるんですね。
ただし、PCアプリは月間、15時間までの制限付き。

そこまで音楽を流しっぱなしにしない人であればこの15時間を使い切れない人も多いはず。
広告もそこまでうざくないんですよね。
フリーで良くね?思ってしまいます。

ということであとは音質。
音質にそこまでの違いがあるのならば、プレミアム検討しようではありませんか!

Spotify フリーとPremium聞き比べ

一発でわかる楽曲はQueenでした。
大ヒット中の映画、Bohemian Rhapsodyのオリジナルサウンドトラックが既にSpotifyの中にあるのですが(これも嬉しい)QueenはPANを振る演出が多いんですね。
PANというのは音の位置。
右のスピーカーから流したり、左のスピーカーから流したり、同じパートでも右から左に振ったりしたりするわけですけど、フリーの場合はそのPANの振りが全然わからないんです。
これをPremiumで聞くと、ほとんどCDと変わらない音質で、Queenの演出がクッキリとわかる。

う~ん、Spotify Premium なかなか良いです。

結論。

Spotify Premiumの音質の違いは一聴瞭然でした。是非、ご検討を!

2019アイドル風アーティストをプロデュース

2018年10月25日
2019アイドル風アーティストをプロデュース

ネット時代のタレントのなり方

平成一桁時代のタレント志望の日々

僕が子どもの頃、1990年代。芸能人になりたい!と思えば目指すところはテレビの中。
歌を歌ったり、ドラマに出演したり、わかりやすいものだった。

今から30年前にタレント養成所に入り、歌に芝居に稽古を重ねていましたが、あるとき、こっちに来ないか?と吸い寄せてくるジャンルがあった。

舞台演劇

テレビに出るだけがタレントじゃない
養成所では舞台出演をしながら芸事を磨くことが一般的だと知る。実はそのまま演劇人になっていく人がとても多い。
舞台にとりつかれると言うけれど、実際はテレビに出られないいいわけに使っている人もいたりして、きっと僕も最初はその1人だったのだと思う。
きっかけはともかく、その後は舞台にとりつかれて16歳にして歌舞伎座の舞台にまで上り詰めた。
(上に行きすぎて保護者からストップが掛かったのは今でも文化的虐待だと思っている。)

余談だけど、テレビに出られない代わりに芝居にシフトしたタレント志望が小劇場文化を壊してしまったような気がしないでもない。
そもそも小劇場は芸能界とは一線を画す社会的、時に政治的一メディアだったのだから。

現代のタレント志望のライフワーク

テレビに出演するタレントが多すぎて、流行や人気もめまぐるしい。
少し前までテレビに出られない人がネット番組に出演するみたいにだいぶ下に見られていたネット番組が今や、テレビを凌駕し始める雰囲気。
放送コードという成約がない分、大暴れしている企画があったりして、その面白さに気付いた視聴者はもしかしたら、テレビに戻らないのかもしれない。

ネットでは誰もが自由に番組を持つことができて、その人気のバロメーターは結局、素材として優れている人、技術として優れている人という基準なのだから、テレビが力関係、お金絡みで「裏工作」してきた部分が壊れ始めている。でも、これは正常化の波なのだろう。

今日のタレントになりたいと夢見る子達、選択肢が多くて、うらやましいような、うらやましくないような、更に言えばなかなか予測がつかない変革期でいて大変そうだ。

ただ言えるのは、外見と中身を磨いておくこと。トーク技術がある程度は必要なこと。更にはマーケティング力はめちゃくちゃ大事になる。

アラフォー、アラフィフのタレント活動

夢破れ終わったと思っている大人達もメディアを持てばタレント風な活動ができるようになった。
ただ僕の場合、四十半ばになって、この時代に何をしようと思うと、やっぱり若い子たちにディスプレイは任せて置いた方が良いと思っている。

スポーツ中継で時折映る監督の横顔程度に露出できればそれが一番かっこいいとさえ思うようになった。

ラジオはアラフォーくらいのパーソナリティのほうが個人的には面白い番組が多いと思う。

僕の今後の活動は?

アーティストをプロデュース。そこはやっぱり女性。アイドルのようでもアーティストのレベルで。
グループかソロかは未定。
同性で自分より劣ると「じゃぁ、オレが歌う」と「代打、オレ」と言いかねない自分がいるからそこは女性で勝負したい。
プロデュースと言っても音楽だけ提供するのでは今の時代、何も起こらない。
音楽プロデュース+ウェブプロデュース+動画プロデュース+ラジオプロデュース+SNSマーケティング戦略+歌唱指導とボイストレーニング
ここまでまとめてプロデュースしていこうと考えている。全部、仕事としてやってきたことだけに、集大成としてやってみたい。

ここ数年の仕事がどうにも芸能よりで都内に出ることも多く、キャスティング会社やメディアとのつながりも増えてきたので、ここらで一発、世に「あ、あれね!」と誰もが知るような「作品」を残したい。

まずは楽曲を作って歌いたいと思ってくれるできれば神奈川県の若者を見つけたい。

Spotify Premiumに入る意味

2018年4月12日
Spotify Premiumに入る意味

音楽を何で聴いてますか?

この前、ツイッターでこんなことをつぶやいてみた。
(事業アカウントのほうで)

ほんとそう。事務所で自宅でSpotifyを流し続けている。
最近はもっぱらサカナクション。発売されたばかりのサカナクションのベストアルバム「魚図鑑」
買わずに鬼リピートだ。

タダで最新アルバム聴き放題!?いいのでしょうか?

いい加減、サカナクションに申し訳なくなってきた。
ライヴに行ってグッズを買おう!と思っています。

実際、Spotifyを使ってみると、Spotifyの無料アカウントで充分。
CMが入るのだけど、僕はそもそもラジオ人間なのでCMに慣れている。

でも、このまま、サカナクションを聞き続けていて、大丈夫なのだろうか?
お金はどう動いているのだろうか?と調べてみた。

Spotifyからのお金の流れ

Spotifyのような音楽聴き放題サービスをJASRACではサブスクリプションというくくりで著作権料を徴収しているようです。
JASRACの使用料早見表によれば、ここが当てはまるのかな?

 

情報料及び広告料等収入あり
(基本となるサービス)楽曲単位で選択可能の場合→

月間の情報料及び広告料等収入の7.7%又は77円×月間の総加入者数

Spotifyの広告は自社広告がほとんどのようだから、広告料収入等の「等」に有料会員の会費が含まれるのだろうと想定すれば、収入のほとんどが有料会員月額の7.7%。
これがJASRACに上納されてそこからアーティストに還元されているのだろう。(と予測)

もしくは月間総加入者数×77円だとすると、その月の加入者なのか累計なのかわからないけど、累計だとすると毎月、会員の人数×77円がJASRACに上納されているのだろうか?

未確認だけど、でも、まぁ、そんなところなんだろう。
仮にiTunesなどで200円で楽曲を購入した場合は、メジャーアーティストの場合はそれぞれ取り分が所属レーベルによって違うとは思うけど、3割くらいか。
個人が直接ディストリビューターとやりとりした場合は9割近くがアーティストに入るけども、メジャーはそのくらいになってしまうんだろう。
多くの人や組織が関わっている分、アーティストへの配分は少なくなる。もちろんDL数は桁が違うわけですが。

いずれにしても、Spotifyの無料会員はSpotifyに負担を掛けていることになるのかな?
無料会員はお金を一切払わない。それでも、SpotifyからはJASRACに入れるお金が必要になる。
それを一部のプレミアム会員の会費でまかなっている構造。

これで合ってる(と思う。)

Spotify Premiumは月額980円。

これは音楽業界を支えるという意味でも入るべき「出資」なのかもしれない。

そして、無料会員に入ってくるCMに、ジャパネットたかたの2~3分CMを挿入すれば、多くの人がプレミアム会員になるのだろう。

SNS noteを始めた方がいい理由

2017年8月25日
SNS noteを始めた方がいい理由

日々、アクセス解析とにらめっこ

とりわけ、この個人サイトTABIMELOは季節変動が大きい。

7割が検索エンジン経由でたどり着いて、平均2~3ページの記事を読んで帰って行くというのがほとんどの方の使い方。

固定読者という人が欲しいし、そうでないと、クリエイターとして生き残っていけない。

固定のファンを獲得するにはやっぱり、SNSでファンをつくっていくというのがベストな方法なのは言うまでもありません。

そうは言っても、これだけコンテンツがあふれかえっている現代、固定のファンや読者を獲得するのは並大抵のことではありません。

2大SNSでファンが獲得できない理由

Facebookでは、ファンが獲得できない

人それぞれSNSの使い方は違うとしても、およそこのように使ってくださいというような文化がそれぞれのSNSでできあがっている。

たとえば、Facebookだとリアルの知り合いでつながるSNSという文化。

ここで、不特定多数の人につながろうとする行為や、なにか商売をしようとする行為は結果として「浮く」わけです。

Facebookページでやってくださいというルールになっていますが、そもそも、アカウントを持っている人の目的が「知り合いとつながる」という前提があるので、Facebookページを立ち上げてもなかなかそこへの流入は見込めません。

地道な努力と、広告投資が必要になってきます。

Twitterでは、ファンが獲得できない

不特定多数の人とつながりたい場合は、Twitterが最も有効です。

ここは話題があって、皆で盛り上がる場。独り言もウェルカムなので気軽さがいい。

ただ、クリエイターやアーティストがファンを獲得する方法としては、厳しい。

不特定多数という文化があるので、1:多というシチュエーションになるには、そもそも元から人気者である必要がある。

ツイッターの中だけで何とかしようとしても厳しい。

結局はリアルの活動でファンを獲得して、ツールとしてツイッターでファンとのコミュニケーションを楽しんだり、情報をまめに発信するという方法になるのだと思います。

結局、作品を見てもらって、聞いてもらって、ファンができるのです。

プロのウェブデザイナーに委託したのにファンが増えないというアーティストがいたとします。

アクセスが増えても、ウェブサイトのデザインが増えても、音楽それ自体がファンを呼び込むわけで、ウェブにしろSNSにしろ媒体でしかない。

であるならば、その作品をメインに打ち出せるSNSが一番有効なのは当然なのかもしれません。

多くのアーティストやクリエイターが求めているものは、おそらく、知人同士のコミュニケーションのFacebookでもなく、大勢でわいわいガヤガヤのTwitterでもない。

 

そこで、ボクがおすすめするのがnoteです。

note

「つくる、つながる、とどける」この最後の、「とどける」がもっとも重要な要素ではないでしょうか?

noteはクリエイターの発信の場。

テキストでは、小説や詩、エッセイ。音声では、音楽やラジオ番組、画像では写真やイラスト、映像では、Youtubeにアップした映像を発信できるSNS。

そして、ここはnoteユーザーでなくても、見ることができる。

SNSの中でクリエイター同士がつながり、ファンがクリエイターの中から生まれる可能性もある。

もちろん、noteの中にコンテンツを置くことで、noteユーザーでないとなかなか新しいコンテンツに気付きにくいので、そこは、埋め込み機能や共有機能を使って、Twitterやブログに貼り付けてnoteにどんどん誘導する。

たとえば、ここに埋め込むとこんな感じ。

また、ここでは、自分のコンテンツを販売することもできるのがいい。

クリエイターであれば、SNSはnoteを中心に使ってみてはいかがでしょうか?

SSW Lite9.5にEZシリーズのVST音源は使えるか?

2016年11月28日
SSW Lite9.5にEZシリーズのVST音源は使えるか?

ソフトとVST音源の相性ってやつがもうやりきれない。

※後日追記!SSW Lite9.5でEZ Drummer2使えました!後日談は下へ。

昔から言う、相性っていうのが、どうにもこうにもソフトウェア開発会社の言い訳のようで嫌い。

不具合といわれれば、クレームの一つでも出せそうなもの、相性の問題といわれると、「仕方ない・・・」と思ってしまうのは、ある意味、洗脳でしょうか・・・

僕は、Cubase と SSWを使っています。

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Cubaseメインで使ってきたのですが、一番最初に使っていたのが、SSWのため、SSWファイルが大量にある。

一気に移行できず、結局、二刀流になっている。

とはいえ、SSWはAbility proに移行せず、Lite版のままですが。

廉価DAWについてくるVSTはさすがに安っぽい音がする

SSW Lite版の基本音源は、正直、DTM臭がする。デジタル系の音楽ならまだしも、RockやPOPでは、安っぽくなってしまうんです。

SSW LiteにVST音源を追加する!

というわけで、SSWにVST音源を追加!と思い、まず、ものは試しで、クリプトン社のEZ Drummer2のトライアルをDLする。

インストールする。

SSWのフォルダ設定でVST音源のフォルダを追加!

で、VST音源選択を開くと・・・

ない!

出てこない。

たしかに、EZ Drummer2はそれ単体でソフトウェアのような働きもするので、VST音源として読み込ますというよりも、ボカロと同じように連携させなければならないのではないか?と予想ができる。

SSW Liteでそんなことができるわけもないだろう・・・と一応、現在、問い合わせのアンサー待ちであります。

(2日たっても答えが来ない・・・普段より長いな・・・)

ただ、こうやって、一つ一つ、購入しては、相性やら、連携やらと悩むくらいなら、世界的にユーザー数が多いDAWを使うに越したことはない・・・と思い始めるのであります。

ちなみに、Ability Proならどうなのか?試したいところです。

でも、SSWで無理ならAbility Proでも難しい?と予想はつく。どうなんでしょう?EZシリーズ使えるのかしら?

と言うところまでが前回までの記述でしたが、以下、追記です!
結果的に、使えました!!!↓↓↓

SSW Lite9.5でEZシリーズは使えることがわかりました。

前回の記事で紹介した質問のINTERNET社からの答えは、SSWが64Bit版で、音源は32Bit版になっていませんか?という指摘ですが、そんなケアレスをしている訳もない。

問題はどこにある?とググりまくって発見したのが、このヤフー知恵袋の記事

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

音源ファイルがプログラムフォルダと全く違うところにインストールされていた!

ボクのWinの場合はここでした。

C:\Program Files\Common Files\VST3\Toontrack

たしかに、そこ!?という感じでした。

ここをSSWのフォルダ設定で指定してあげると、しっかりとVST選択でEZ Drummer2が出てくる!

よっしゃ♪

そして、早速、ドラムトラックの音源をEZ Drummer2に設定して再生!

で音が出ない・・・なぜ・・・

と探ると、VST選択の画面でEDパネルを開くと、アクティベーションしてくださいと出てきます。ここで、EZシリーズのログインIDとパスワードを入れて初めて連携できるというわけです。

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20年前のDTM 始まりはミュージ郎

2016年11月11日

DTM歴は長いけど浅い

DTM歴は長いけど浅すぎるアラフォーです。DTMを始めたのはミュージ郎の時代。

音源はローランドのSC-88でした。

買ったは良いものの、当時パソコン初心者でもあった僕はミュージ郎の中のメイン?だったCake Walk(だったかな?)というソフトをちょろちょろっといじるも、なんのこっちゃわからず、買ってすぐに放置。

わからん!→生音主義じゃ!

と、言い訳のように、バンド練習に励んでいました。

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あるとき、サポートで入ったメンバーに、DTM持ってるのに、なぜ、へたくそなデモをメンバーに聞かせる?とツッコミが入った。

「生音主義だからさ」

と答えると、「生音が一番、お金が掛かるし、一番、難しいのに」

と言う。

「ていうか、お前、ドラムがいないからとかなんとかこじつけてQY-20で打ち込んできてるじゃん!ちっちゃい画面でめんどくさくないの?」

「パソコン、スタジオに持ってこれないじゃん?」

「MDに入れてくればいいんだよ」

当時、ドラムがいなかったことでYAMAHA QY20というシーケンサーでリズムをピコピコ打ち込んで、練習の時にならしていたのだ。

「ふーん、めんどくせーなー(汗)」

明らかな矛盾。

「どうせ、使い方がわからないんだろ?」

図星である。

その日、初めて会った、3つ4つ下の小僧に言われ目が覚めた僕は、ミュージ郎の中に入っていたソフトの中で、これがわかりやすそうだ・・・というソフト、Singer Song Writer Liteのマニュアルを、徹夜で頭からおしりまで読破。

読んでみると、意外に簡単だと言うことがわかった。

何事もマニュアルを読まないと始まらない。

「こ、これか?」コードを入れて伴奏パターンを入れると勝手に演奏をしてくれるコンピューターに鳥肌が立った。う、動いた!

次のスタジオでDTMで作った音源をバックにメンバーで演奏すると・・・なんともかんとも、メンバーにいないはずのストリングスやらパーカッションがでてくるわで、全員で感動した。

す、すげー!時代の転換期にいることを感じた。

かれこれ20年前の出来事です。