芝居、ステージは東京か地方か。クオリティってなんだ。

2011年8月29日

先週、お誘いいただいていたのにいけなかったお芝居2件。
行きたかったのに都合がつかず、残念でした!
お一方はブランク後の復帰戦だったので応援の意味も含めて駆けつけたかったんですけど、残念。
「いけません」とか「いけなくなった」ってメールはね、打つなら、なにも送らない方が良いかなって思ってるんです。
僕、ライヴとかさそってかえってくるメールがそんなんばっかりになってくると、なんかテンション下がってくるんだよね。だから、むしろ、送らないで、気持ちだけ送るんです。
行きたくてもいけなかったお芝居。というのも、週末は歌の教え子のミュージカルを観劇しました。
僕が、厚木市で芝居や音楽を指導することのきっかけになったミュージカルを上演した同じ場所での公演になんだかちょっとワクワクした。
この場所で始めたことで、地元で活動するようになったんだな
そして、東京から離れていったんだよな・・・なんて
今は再び、東京に再進出はかってますけど。もちろん、地元でも活動しながらやっています。
その当時の出演者の高校生にもあって、「ツルギさんはやらないんですか?」って
機会があればねって言っておきましたが、地元でやるなら、機会は自分で作るものだよね。
地元でしっかりと活動されている方々を見ると、頭が下がります。地元に貢献してくれてありがとうって思う。
自分もしっかりやって来たけど、今、地元では、お休み中だから。
そう思うと、そうか、自分もそう思われていたんだ…って客観的に過去の自分を振り返ることができた。
そうかそうか、こう思われていたのか
だから、あちこちからお声がかかって、今の自分があるわけだな…そうだったんだ…
東京でやる芝居と、地元や地方でやる芝居の違いがここにあるよね。
クオリティだけを追い求める主義もきらいじゃないけど、色々考えることがあるんだよね
うちの奥さんが息子を抱っこしながら、人形劇の稽古をしている姿を見ると、これもまた芝居だし、真剣な稽古だし、幼稚園児がその人形劇に歓喜している姿を見ると、そこらの義理で呼んだ客に囲まれた芝居なんかより全然、「クオリティ」が高いよって思う。
芝居の「質」ってなんなんだろって思っちゃうんだよね
芝居の「意義」ってなんなんだろって思っちゃうんだよね
芝居の脚本も、ぼちぼち書いて、持ち込みたいぜよ。

現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』 最高だった!!!!

2011年8月25日

現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』やばいっす。
刺激を受けてしまった・・・
やっぱり僕は舞台人だね。
おぉ~~~~きた~~~~~!!!!!
まだ楽日前なのでネタバレな日記は書けませんが、役者さんももちろん最高なクオリティなんですけど、演出手法!
なんたるや
あの多種多様なエピソードをなんでこれしきの人数でこなせるんですか!?
ありえないです。
舞台だ・・・
舞台が俺を呼んでいる・・・
おぉ
なんたることだ
[作・演出] 前川知大さん
追いかけましょう
とことん
前川知大さん、新聞で第16回読売演劇大賞優秀演出家賞(『表と裏と、その向こう』『図書館的人生vol.2 盾と矛』)の記事を読んで初めて観させていただきましたが、今まで観てなかった作品たちをなぜ、観てこなかったんだ?と後悔。
はまりましたね。
完全に。

現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』を観に行ってきます

2011年8月25日

ドラマの脚本のトレーニングばかりなんだけど、僕は、もともと舞台脚本をやって来ています。
全ての発端は舞台だったので。
今日は、世田谷パブリックシアターで、現代能楽集Ⅵ 『奇ッ怪 其ノ弐』を観に行ってきます。
かなり楽しみなんですけど
雨・・・
でも、ここ三軒茶屋から地下道があるみたいなので、良かった。
初めて行く劇場ですね。
舞台ってのは最強のサプリメント。
本日も、いただいてまいります。
でもって、明日、提出予定のシナリオの筋だけでもサプリメント効果でわいて出てくればいいのに・・・
てか、明日だって、おぉ~~~強者。でも原稿用紙20枚だから。

CMか超短編作る、決定次第、出演者募集かな。

2011年6月30日

暑い。
口に出してどうにかなるわけもないのに、言ってしまう。
意識を秋に集中しよう
10月8日、厚木で上映会イベントを企画してます。
まだ確定ではないけど、暑いので秋に意識を飛ばしています・・・
CMか短編か、募集して合同上映しようかなー
この夏は、撮影に出かけるべ
出演者を募集しなければ
あぢーけど、ロケだな・・・やっぱ、厚さからは逃げられない。

オーラ、いただきました。

2011年5月19日

昨日、シアターコクーンで観劇してきました。
蜷川幸雄演出「たいこどんどん」

江戸日本橋の薬酒問屋の若旦那・清之助と、忠実なたいこもち桃八が、ひょんなことから漂流し、拾われた船に連れて行かれたのが東北・釜石。
ここからはじまる珍道中。
九年の歳月、流れ流され…。

3時間以上の芝居だったんですけど、それを感じさせない展開
悲惨な物語なのに、笑って観ていられる不思議さは、たいこもち桃八の器の大きさにあるんでしょうね
器のでかい人間とは、なんと魅力的なことか
器がでかい人間は、前向きで、時には、自分に起きた不幸を恨むこともあるけども、その原因を作った相手でさえ、簡単に許すことができる
スゴイ簡単に、一瞬で許していました
この舞台で桃八から学んだことはとても大きかったです。
ちなみに、桃八は、古田新太さん
中村橋之助さんも素敵でした。実は、ぼく、昔、歌舞伎座の舞台で共演したことがあるんですよ
そして、なんといっても鈴木京香さん
オーラが・・・
美しさの次元が違いますね
六平直政さんの存在感もびっくりしましたが・・・
同じ人間とは思えない(いい意味で)
そして、F1ファンで、元バレーボール部の僕にとって、大好きな存在である姉さん。
え!?なんで、素子姉さんがこんなところに出演しているんだ!?
とびっくり叫び
大林素子さんも出演されていたんですね
元スポーツ選手でドラマではなく、舞台に!?舞台っちゅーのは、役者専業者の場だとおもってたけど、こうして芝居をこなしてしまう姉さんには驚いた。
マジ、ファン度が上がった。
そんなものすごい方々を生で観ていたら
なんかもう、なんでもいいから、自分もすごくなりたい!!と。
とても抽象的なやる気に駆られるのでした
蜷川幸雄演出、この先も見続けていきたいと思っています

今年の芝居企画、立ち上げ苦戦中。

2011年5月6日

今欲しいもの
稽古場
芝居小屋
歳をとるにつれ、欲しいものが大きくなってきましたあせる
自前でこれらがあれば、子供達にいっぱい芝居を教えてあげたり、
いやいや、教わったりできるのに
子供達から、教わることの方が多かったりする
あぁ、貴重な時間
去年は一年中、芝居をしていたのに・・・
夏場は節電のため、公民館の運営時間短縮はほぼ確実
その前に、毎回、公演していた小さな発表の場は節電のため、運営休止が決定。
稽古場も
発表の場も
今年は厳しい・・・
かといって、ホール
高すぎる
ホールをかりたら、照明、音響、業者に頼まないと事足りぬ
だから
小さくてもいい
欲しい
芝居小屋
空き家を改造させてくれー
山奥じゃお客さん来ないけど