「プロデュース能力」ブックレビュー

2009年4月10日
「プロデュース能力」ブックレビュー

プロデュースは一人の個人から生まれる


音楽や映画制作の現場でよくプローデュース、プロデューサーという言葉を聞きますが、それ以外の仕事の現場でもプロデュースという役割はとても重要。
商品にしても、企画にしても、プロデュースがあって初めて成り立つ。
一番、共感を得たのは、プロデュースは一人の個人からうまれるという部分。

折衷案はたいていダメになる

合議や、多数決では、それは面白くないものになってしまう場合が多い
僕も、同じことを思ってました。
僕は元々役者ですが、ことあるごとに、ここ、どうしたらいいと思う?ってみんなの意見を積極的に取り入れる演出家がいました。
広く意見を聞くと、個性的な意見やアイディアが出にくくなる。
発表したそばから首をかしげる人が出てくると、発表した本人もその現場も「なんだか場違いなことを言っているな」という雰囲気が生まれてしまう。
そういうシーンを何度も見てきました。

脳は宇宙。脳が2つ以上だと「宇宙」から「社会」へ

空間が小さくなる。アイディアは一人で練るべき。

一人の頭の中は宇宙だ
二人以上のとき、そこには社会や秩序が生まれる
常日頃から思っていたことをこの本を通して更に深く感じることができました。

もちろん、合議や多数決で決めるべきこともありますね。民主主義の国ですから。
この本は、またいつか読み返すべき本です。
大事にとっておこう。

もう歳だからとか、一生いわない

2008年9月22日

34になりました。
あれこれ手遅れなことが多くなってくるんですね
ジャニーズ事務所のオーディションは20年以上前に手遅れだし、
野球選手になるのだって手遅れ
何の種目でも良いからオリンピックを目指す!これもほぼ無理だろうなぁ
馬術とか、射的とか、やったことないし
そりゃそうだろう・・・
ちょっと、疲れると、歳だなぁーとか、冗談交じりで言ったりしちゃう
女性なんか特に、30過ぎれば、最近の若い子はなんてついついでちゃうよね
んが、僕、この映画観て、改めました。
スマイルBEST 世界最速のインディアン

¥1,764
Amazon.co.jp
実話だぜー
30、40じゃないんだ
完全シルバー世代のチャレンジャー
そして、世界記録
いまだ破られていない?
おぃ・・・
おぃ・・・
おい!
おれ!
がんばれ!

生音楽のススメ。「すべては音楽から生まれる」

2008年3月24日

ライヴは合計何回になっただろうか?


100回近くはいってるのかもしれません。

といっても、僕は、演奏する側です。

もちろん、聴衆としてライヴに行くことだってある。

演者にとって、聞きに行くことのどれだけ大事なことか。


どんなライヴも行って、得るものがなかった試しがないといっても、過言ではありません。


ライヴ

LIVE


生きているって言うこと

ソコには「空間」という生命体が生まれます。


演者と聴衆の間。


聴衆の視線、表情、期待感、または逆に、あなたには興味がないよといった表情。

中座する人。

帰ろうと思ったけど、帰るのをやめて足を止める前の出演者のお客さん。

一瞬立ち止まるけど、そのまま帰る人。

泣く。笑う。無表情。自分が呼んだお客さん。


演者すべての要素を受け入れてるのは、絶対そう。


逆に聴衆も演者のそんな様子を生で受けてまた生で返す。


会話を超えた音楽を通り道にしたような空間の行き来。


誰かが食いつくような視線を投げてきたら、その人だけに返す視線(一瞬かもう少し長く)


本当に生きた空間。


ライヴは、それを感じるから、演者としても聴衆の一人としても本当に楽しめる。

(時には演者として打ちのめされる。お客さんにお金を返したくなった夜もある。)


そうでなければ、家でCDを聞いているのと同じだから、ライヴでは「ライヴならではのこと」を表現したいと思うし、逆に、それを受け取りに行こうとも思う。


「すべては音楽から生まれる」を読んで、再認識したと同時に、もうひとつ、重要なことも認識させてもらいました。


すべては音楽から生まれる (PHP新書 497)/茂木 健一郎
¥714
Amazon.co.jp


アーティストは政治にも興味を持つべきだ。


勿論、選挙にも行くし、新聞の政治欄はすべて読む。


だけど、生半可じゃだめだとういことを思い知らせれました。


この本の最終章 ルネ・マルタンさんと著者、茂木健一郎氏の会話より

ルネ・マルタンさんが


「モーツァルトの作品を本当に理解できる人であれば、人間を洞察する力に優れているでしょう。

たとえば「貧困」といった問題に直面すれば、手を差し出そうとするでしょう。」


と言っています。

音楽を表現することは、その表にある部分だけじゃないのは当然で。

だからこそ、しっかりと世界を見極める、洞察する力が必要なのだと思いました。


日本ではアーティストの意見を求めるということをあまり見られませんとは茂木さんのセリフ。


アーティストの努力が必要ということだと認識しました。


主に、クラシック音楽を中心に展開する本ですが、ポピュラー音楽をやっている僕にも充分、糧になりました。


ありがとうございました。


SEO対策で広告費節約!

2008年3月5日

音楽を作ることで生きてきて、ツールとしてホームページ作成を学んできました。


んが、はっきりいって、ツールとしてやってたはずのホームページ作成で稼いだギャラのほうが本業を上回っている・・・


皮肉なもんだけど、助かってたりして・・・カゼ


いや、こんなんで稼いじゃったから、本業がのびないんじゃないか?サー・・・ッ


そんなっことはさておき。。。


SEOって知ってますか?


要は検索エンジン上位ヒット対策ということなんですけど


いまやGOOGLEでもYAHOOでもヒットページよりも上に広告ページが来ますよね。


お金を出せば、上位ヒット(というか表示)するという実力主義から企業主義になったのか?って感じなんですけど。


だから、僕は、スポンサーリンクよりも、検索ワードで上位に来たほうを優先してみるようにしてるいやなやつですシラー


さて、ホームページ作成事業をやりだして、今ではボランティアでも作ってます。


ボランティア団体とか、NPO法人さんとかはね。


うち⇒リレーションアビリティー


勿論、お店屋さんや、個人事業さん、中小企業の方のページも作ってます、もち有料ですけど。


SEO対策バッチリで狙い通りなのは、この本のおかげ。


もう5年前の本なんですけどね、未だにうちのお客さんのページは1位や2位でヒットしますよ。

検索にガンガンヒットするホームページの作り方―SEO(検索エンジン最適化)テクニックで効果的にPRしよう/渡辺 隆広
¥1,680
Amazon.co.jp

んだが、苦戦中のページがある。


↑で紹介した僕の事業ページ


そりゃ、「ホームページ作成代行」ですから、この分野で上位ヒットねらうとなると、そりゃもう、知る人ぞ知る裏業が必要なんでしょう・・・


その他、SEOの本は結構ある。

Web担当者 現場のノウハウ Vol.10 (インプレスムック)
¥1,280
Amazon.co.jp
できる100ワザ SEO & SEM 集客も売上もアップするヤフー!・グーグル対策 (できるシリーズ)/大内 範行
¥1,575
Amazon.co.jp
SEO「検索エンジン最適化」の教科書―Yahoo!・Google対策から、SEM併用・ブログ向けSEOまで/吉村 正春
¥1,575
Amazon.co.jp
消えるサイト、生き残るサイト 「SEO11の戦術」で、絶対に生き残れ!/宇都 雅史
¥1,365
Amazon.co.jp
図解 SEO対策がわかる (知りたい!テクノロジー)/株式会社アイレップ SEM総合研究所
¥1,764
Amazon.co.jp
ヤフー!・グーグルSEO対策テクニック/鈴木 将司
¥1,680
Amazon.co.jp
Google Analyticsではじめる SEO対策/島田 裕二/久保 隆太郎
¥1,659
Amazon.co.jp
スタイルシート スタンダード・デザインガイド―SEO/ユーザビリティ/アクセシビリティを考慮した実践的HTML&CSSデザイン術/エ・ビスコム・テック・ラボ
¥2,730
Amazon.co.jp
ブログ・LPO対策まで SEO・SEM使いこなしテクニック/西村 文宏
¥1,785
Amazon.co.jp

挫折する本もある・・・

2008年2月21日

はずかしながら、読んでて


無理だ・・・


なんて本がある。ほとんどの場合、小説なんだけども。

ビジネス書なんかでも、どっかのなんかのコピーか?と気付けばもぉダメ。


小説の場合は、ほとんど相性ですね。


ベストセラーにもなる森見さんの小説は残念、合わなかった。


あくまで僕の場合なんですけど。

こう、コトバがおしゃれというか、すらすらと流れるように文字は進むのだけど頭に入らないんですよね。

夜は短し歩けよ乙女/森見 登美彦
¥1,575
Amazon.co.jp

これは、村上龍の「限りなく透明に近いブルー」以来かも。


限りなく透明に近いブルー (講談社文庫 む 3-1)/村上 龍
¥370
Amazon.co.jp

これも名作といわれる一品なんですけど、描写が奥深くて、おしゃれという表現を使ってよいのかわからないんだけども、僕にとってはだめだった。


川のせせらぎを見てる感じがして。

僕はいつもダイナミックなものを本に求めてるのかもしれないな・・・と思います。


こういう本をじっくり読んで、ぷはぁ~と一息つけるような大人になりたいものです。


こういう経験をすると、やっぱり本はある意味「人」なんだなと思います。

合う、合わないはあって当然なのかもしれません。

でも、やっぱり悔しいんです。

自分の感受性の浅さに腹が立つ。また、次なる出会いを探してみます。


ちなみに同じ作家でも、違う作品なら合うことだって充分ありますよ。

村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」ははまって一気に読んでしまいました。

登場人物が自分の周りや、自分自身にかぶるかかぶらないかとかそういう部分もあるかもしれないですね。

イン ザ・ミソスープ/村上 龍
¥1,575
Amazon.co.jp


社会をかえるを仕事にする

2008年2月16日

昨日の昼ごろから妻と娘が地元の友人に会いに実家に帰っているため、読書三昧。


もちろん、仕事も一気に片付けましたが・・・そうでもないか・・・


もう、読書の目的が読書になってはまずいということで、日ごろから読書のあとは何をしようと頭の片隅に念じながら本を読んでいます。


得られた知識や励ましはすぐにでも使わないと損!


集中できてるんでしょうか?僕。


今回、読んだ本は現在、任意団体も含めて3団体のNPOに参加していますが、そんなぼくにとってすごく励みになりました。


「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方/駒崎弘樹
¥1,470
Amazon.co.jp

病児保育をはじめたNPO法人フローレンスの起業秘話。
内容はエッセイですね。

とにかくここに書かれている成功の源は行動力。
でも、「行動を起こせよ!」なんてどこにも書いていないのですが、僕にはそう読み取れました。
運が良かった的な書きかたがすごく多いのですが、おそらく筆者もわかっていらっしゃると思いますが、それは自らの行動力が呼び起こしたものだと解釈してます。

(今、病児保育と入れても変換候補にもあがらない。問題意識が社会に伝わってないことの一現れでしょうか?)
社会では、病気になった子供のために会社を休まなければならない子持ちのお母さんの問題がある。
そして、休んだら会社をクビになる。そんなの納得できないじゃないか!
そこから、この話はスタートします。
子供もいない筆者がそこまで怒りを共感できたのも感受性が深かったんだなと思います。

そして、数々の試練を乗り越え、NPOだとお役所とけっこう絡むことが多いのですが、「いるいる・・・こういうやつ・・・」的な役人のセリフなんかが出てきて、「テイ!」と思わず声を上げたくなるシーンもありました。

さて、僕も頑張らないと!

勇気と知恵をもらいました。


筆者が巻末で紹介している本です。

僕も一つ一つあたってみたいと思います。


社会起業家―「よい社会」をつくる人たち (PHP新書)/町田 洋次
¥693
Amazon.co.jp
世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力/デービッド・ボーンスタイン
¥1,890
Amazon.co.jp
チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える/渡邊 奈々
¥1,680
Amazon.co.jp
ソーシャル・アントレプレナーシップ―想いが社会を変える
¥1,680
Amazon.co.jp
ビジョナリー・ピープル/ジェリー・ポラス
¥1,995
Amazon.co.jp
キャリアショック ―どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか? SB文庫/高橋 俊介
¥683
Amazon.co.jp
会社はこれからどうなるのか/岩井 克人
¥1,680
Amazon.co.jp
起業家精神に火をつけろ!―会社のために働くのではなく、あなたのために働いてくれる会社をつくる7つのルール/マイケル E.ガーバー; 原田 喜浩
¥2,520
Amazon.co.jp
ビジョナリーカンパニー【特別編】/ジェームズ・C・コリンズ
¥1,050
Amazon.co.jp