知的生産革命

2008年2月10日

最近のビジネス書は、どれこもこれも

Google Google Google!!!

とまぁ、グーグルを使いこなせとそればっかりです。

実際問題、僕、多分、使いこなしてるつもり。

ビジネス書が好きなミュージシャンはビジネス書を読みあさってしっかり感化されたみたいで、ほぼ毎日Googleと向き合ってますね。

Outolook は完全にひらかなくなった。

全部のメールを転送専用にしてGmailに転送してます。

1日100通以上あった迷惑メールがなんの設定無しに迷惑フォルダへ

すげー・・・

ブログとかいくつもいくつも増殖可能なので、ひとつのブログに支離滅裂に多種多様なジャンルで書くのじゃなくて、一つ一つ一冊の本を書くつもりでと使い分けができるようになったし

Google Analyticsなんか、ウェブサイトのサーバー屋さんがオプションやらでつけてくれる分析ページなんかよりも100倍以上優れている。

あれもコレも現在Google進行形。

ビジネスマンでなくてもGoogle、絶対使い勝手良いと思います。ブログに関しては、新着がWeblogにしか発信されないみたいですけど、Google検索にはヒットしやすくなるんですよね。

新着にすぐにレスポンスがでないのが、ちょっとブロガーにとっては痛いところかもしれないですね。

週刊 ダイヤモンド 2008年 2/9号 [雑誌]
¥670
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今週、先週か、週間ダイヤモンドにも特集が出ていた勝間和代さん。

ビジネス本のベストセラー作家としても有名ですよね。

2005年にウォール・ストリート・ジャーナル「世界の最も注目すべき女性50人」に選ばれた方です。

Google使いこなしてるみたいで。

僕は音楽家ですけど、音楽に関しても、やっぱりコールレスポンスっていうのが重要で、ビジネスと紙一重だと思うんですよね。

別に音楽ビジネスについて話してるわけではないですよ。

すごく似てるなぁなんて思ううちにビジネス書のとりこになってしまったわけです。

地球のためって思って何かをすると、日本に、社会に、地域に、そして家族に返ってくる。

家族のためだけっていう作品を作ることもあるけど、そのレスポンスはやっぱり限定的になるし

(限定的なものを求めて発信することもあります!)

そういう意味でもレスポンスを求めるという意味では芸術とも紙一重なんですよね。

そういうコールをすれば、こういうふうに返ってくる。

それが予想を良くも悪くも裏切ることもあるから楽しいこともある。

無論、そんな本を読んでいれば、音楽やりながら、副業なんかもばっちりやっちゃうわけですけど。

それが、安定した生活の中で音楽に触れることができる環境を作ってくれます。

ぶっちゃけると、貧乏人のサクセスストーリーも、たしかに泣ける、泣けるのですが、人格と、中身。

それこそが大事。

貧乏人だって、やなやつがいるし、金持ちだっていいやつがいる。

僕は、安定した中でしっかりとした自分を身につけて、技術を磨いて中身のあるものを発信したい。

もちろん、家族を養うことが大前提。

だから、本を毎日読んで、毎日何かを発信する。

さて、また、読もう!

勝間和代さんの本、さすがに、タイトルだけで食欲をそそります。

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)/勝間 和代
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無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法/勝間 和代
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無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法/勝間 和代
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猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?/猪口 邦子
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会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール/福沢 恵子
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親より稼ぐネオニート

2008年2月5日

アフィリエイトや、株、せうり(ブックオフの100円コーナーの本をアマゾンで売るとか)、そのほか、一見、働いてなさそうに見えてしっかりお金を稼ぐ人をネオニートと呼ぶらしい。


親より稼ぐネオニート―「脱・雇用」時代の若者たち (扶桑社新書 6)/今 一生
¥777
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この本、ちょっとスゴイです。

一見、タイトル見て、思ったのが「後ろ向きな人を肯定してどうすんねん・・・」

正直そう思った。

が、この「親より稼ぐ」ってところが衝撃的だった。


うん、読もう。

今回は図書館ではなく、即買いです。


読んでみると、ここに出てくるネオニートと呼ばれる人たちは決して後ろ向きではない。

一見、性格がそう見えるだけであって、結局は自立に向けて異次元フィールドを開拓している起業家です。

はっきりいってぜんぜんかっこ悪くない!


団塊の世代、高度経済成長の中で育った大人たちはこのような稼ぎ方をきっと卑下する人が多いと思います。


ちなみにうちの親は僕のミュージシャンという仕事をただの遊びだと思っている。

(だから、親より稼ぐという文句にやられたのだ)


要は稼げばいいんだ!


アェ~ンド、悪いことせずに!(重要:ホリエモンや村上にはならないビックリマーク


それが経済を動かす歯車の一部になれば、日本経済も開けるではないか?

この本でも言っていることが、どんな仕事にも社会的貢献要素を仕事には入れること。

それが、きっと発展につながるんだと。


この本を読んだニートと呼ばれる人たちが読めば、きっと8割くらいが起業家に転身するのではないでしょうか?

そんな甘くない?

あくまで僕の予想ですがまぁ、読んでみてくれ。

すばらしい本でした。


要チェックです。今一生さん↓↓↓俺は読みあさる。


「死ぬ自由」という名の救い—-ネット心中と精神科医/今 一生
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大人が子どもを壊すとき―「良い子」しか愛せない大人と、正論を怖がる子ども/今 一生
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下流上等―キレない子が病む格差教育/今 一生
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年金破たん世代に必要な一生困らないお金の「見積もり」&「つくり方」BOOK―まだまだ先のこと…では遅い今なら間に合う! (saita mook)
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ヒトは今も進化している 最新生物学でたどる「人間の一生」/ローワン・フーパー
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大人の知らない子どもたち―ネット、ケータイ文化が子どもを変えた/今 一生
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老後の居場所―一生後悔しない選び方 (今すぐ役立つ介護シリーズ)/藤ヶ谷 明子
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家族新生/今 一生
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まず「書いてみる」生活

2008年1月22日

書く人は100人に一人くらいか


ブログの人口を見ると、もう少しいるような気がする。

とにかく書く人が増えました。


「書くことは人を成長させる」とはどの本で読んだんだっけか?

確かにそうなんだと、実感で答えられる。


かつては毎日のようにブログを書いていたっけ・・・

(その分、アウトプットのし過ぎで本職の歌を書く量が減り。。。だからやめた)


僕の場合、書くといっても所詮ブログなんですけど。

まず「書いてみる」生活―「読書」だけではもったいない (祥伝社新書)/鷲田 小彌太

歌作りの人間も、時にはメロディー無しでつらつら書きたいなと思ってこの本を手に取りました。

著書を残す人生もなかなか

CDを残すこともまた、音楽人にとっては誉れなんだけど・・・

CDには古くなってからの古本の味がだせない。

やはり、本につぎ込むエネルギーという炎のほうがずっと長く燃え続けるのかもしれない・・・

それとも材質のせいか?プラスチックには味が出せないし。

かといって、転職するわけではないんですが。

話し変わって、書く上では発表せねば!という内容で、同人誌とは、なかなか面白そうですね。

無論、今、ある同人誌とはほとんどが休業閉店中だそうです。

続かないらしいです。

まぁ、でも、自ら同人誌を始める!それもまた、勧めのようです。

何しろ、ものを書き、発表する。

楽しそうなライフスタイルです。

となれば、僕らの場合、同人CDアルバムだな・・・

しっかり本を読めよというくらい自分のこと(音楽)に置き換えながら、読んでしまった。

これもまた、本の新しい読み方なのです。

きっと著者はそんな読み方を歓迎してくれる。

そういう方だと思いました。


クルマの税は高すぎる

2008年1月22日

新聞の広告にテリー伊藤のこの本の広告が出てました。

かなり売れてるみたいでさっそくチェ~ック。

クルマの税は高すぎる―ユーザーにも言わせろ!/テリー伊藤
読む前に感想って申し訳ないんですけど、ほんとにそうだ、クルマの税はボッタクリですよ。

「買って税金、持って税金、走って税金、乗らなくても税金・・・・まるでキャバクラみたいじゃないかッ!」


って、テリーさん、ほんとその通り!


道路もそーでしょ、この年度末に差し掛かる時期、いらね~だろっていう工事が頻発。

ベビーカー転がしながら娘と散歩。

ガタガタガタガタかわいそうだし、税金無駄だし、

ガソリン高いし、150円のうち、53円税金だそうで、ガソリンが高いんじゃなくて税金が高いんじゃない?みたいな・・・


うん、読む。読みましょう。

無論、僕は図書館で予約待ちです。

ゴメン、テリー

ロングテールが売れる時代

2008年1月19日

ロングテールとか、WEB2.0とかよく、インターネットやネットワーク関係の本の帯に書いてあるけどなんのこっちゃと思ってました。

正直、インターネットは、ちょっとしたことを調べたり、メールしたりするくらいでいいんだろうというスタンスで付き合ってきました。


無論、音楽活動やら、映像制作をする傍ら、きっちり、発表の場やら広報には使わせてもらってたんだけども、どちらかというとメインの使い方ではなく、ハガキやら携帯メールで宣伝するアナログなやり方。

そこに「詳しくはウェブで」なんて。


んだが、梅田望夫の「ウェブ時代を行く」を読んで


ウェブ、使いこなしてやる!


と思い直し、むさぼるようにその前の著、ウェブ進化論を読んだ。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)/梅田 望夫

たとえば、音楽で言えば、CDの売り上げをグラフにして、売り上げが高い順に並べてみる。

無論、右からミスチルやらコブクロなんかが続くわけだけども。

そうするとどこらへんからか、急激にガクンと落ちて後はずぅ~っとなだらかな高さが続くわけですよね。

いわゆる売れないアーティストが山ほどいるわけで。


それがロングテール


ながぁ~い尻尾。ミスチル、コブクロ、ドリカムなんかは尻尾ならぬ頭というわけですね。


つまりは、ぼくなんかもロングテールの一員なわけで・・・


インターネットの常時接続が当たり前になって、昔じゃ考えられなかったような高度なソフトがフリーで手に入るこんな時代をそうでなかった時代と区別して


WEB2.0というらしい。


このWEB2.0の時代に入って、可能になったことが、このロングテールの中身を見られるようになったということなんですよね。


秋葉原文化なんかはその代表例なのかも。


秋葉原以上にレアで誰も注目しなかった原石があちらこちらに散らばっていて探せるようになった。

もしくは、自分が原石だと信じるのならば、ここにいるよ!ってアピールできるようになった。


この時代をポジティブに捉えるとすると・・・


単純な言い方だけども、頑張れば報われる時代になったのかもしれない。

大前提としてウェブを使いこなさねばならぬ・・・ということではあるんだけども、今は簡単にブログだって書けるわけで。


本を読み終え、思わず筆者に、「ありがとう」と言いたくなった。



ウェブ離れから立ち直る

2008年1月8日

ウェブ離れといっても一度使ってしまうと切り離せないもので・・・


結局のところ、何らかの形では関わってしまう。

メールしかり、調べものしかり、そして大好きなお買い物で


前にここのほかでブログを毎日のように書いてました。


でも、自ら閉鎖


理由は、ウェブの世界に嫌気がさしたから。


ここは、印象に残った映画と本の感想をつらつらと書くだけで月に1回くらいの割合で書いてきたわけで。

(印象に残らなければ書かない、あえて、つまらないだの、深みがないだのネガティブなことは書きたくなかったわけで)


去年のある日、スカパーのパラボラアンテナを設置しようとして、みんなは自分でやるもんだろうか、業者さんに頼むものか?どれだけ簡単なもんなのか、ネットで調べてみようと、検索したら、某掲示板にたどりついた。


そこに書いてあったのは、僕と同じ悩み(悩みというレベルのものじゃないけど)をもつ人のスレで、「パラボラアンテナの設置って自分でできるもんですかね?」。


その下にはたくさんのコメントがあったんです。

中身は・・・


誹謗、中傷のあらし。


なぜ、そんなのできないのか?


といったニュアンスの言葉の後に個をさげすむような言葉たち。


たかだかそれだけのことで、なんなんだろう?と思いつつも読んでみると、そんな心無いコメントに立ち向かう正義感のある書き込み、とは言うものの、逆にそのことがケンカになっていくのです・・・


それを読んでしまった瞬間、


あぁ・・・ガーン


なんて思ってウェブがイヤになった。

自分のところにあんなのが来たらいやだなぁ・・・なんて思いブログを閉鎖しました。


それから約1年。

mixiの日記も月1回くらいの僕がぼちぼちウェブを使いこなしますか?とカムバック。


この本のおかげです。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)/梅田 望夫

ああ、そうか、そういう使い方なんだ・・・ウェブって。


ネガティブ市場のような印象だったけど、それは筆者も問題意識を持っていて共感を覚えました。


その他、タイトルを逸脱してるんじゃないかというくらいにウェブだけじゃない、いかに生きるか?という部分を突いてます。


来年あたり、この本を読んだから今、こんなんなってる!?

という実感がありそうな予感。

力をもらいました。

なんせ、ウェブの世界は高速道路なんだから。なんだそうです。

その先は渋滞していますが、この時代に生きる、ウェブを使う人の特権は高速道路に乗ってある程度のところまでは行けるということなのです。


その先も大事ですけど、そこまでだって充分、価値がありそうで、このハイウェイ乗らなくちゃ損だ・・・


そんな風に思いました。