FMラジオ局と小劇場の複合施設

2020年2月3日
FMラジオ局と小劇場の複合施設

FMラジオ局と小劇場の維持と発展

2019年8月20日執筆の記事に追記しました。

ラジオ局と小劇場の複合施設

我が社のやりたいことを実現の可能性は別として備忘録

両者ともにビジネスのライフサイクルで言えば、成長期、成熟期を通り越して衰退期に入っているのかもしれません。
ただ、一般の商品やサービスと違って両者はこのまま衰退してなくなって良いものでは決してないはずです。
こういう儲からないビジネスモデルから事業者が次々に手を引いていくのは当然の結末なのかもしれません。
だからこそ、イノベーションが必要で、自分をここまで育ててきてくれたラジオと芝居にビジネスを通して恩返しができたらなと思っています。

FMラジオ局

ラジオ局をやりたい理由はスマホやパソコンを中心とした視覚偏重社会に危機感を抱いているからです。
それと、ディスプレイばかり見つめている子ども達にもっと音だけで想像して欲しいと言いたい。
刺激になれすぎた人達が小さな発見に感動できずにいるのも気になる。
もっとラジオを聞いて欲しい。
ラジオは「ながら聞き」ができる。ジョギングや料理、単純作業の時に流れる音との出会いを創出したい。
ラジオはウェブとの相性が良い。バックナンバーをスマホで聞けるようにする。

小劇場

今日の小劇場に思うことがいくらでもある。小劇場は劇団に場所貸しをするただの地主ビジネスに成り下がっている。
2017年度下半期放送のNHK連続テレビ小説「わろてんか」では、小屋主が演者のために集客、発展に励む姿が描かれていました。
役割分担ができている小屋はメジャーになり、できていない小屋はただの地主ビジネスでしかない。
更に、パイプ椅子の小屋、トイレが男女合わせて1つしかない小屋、せまくて途中退場できない小屋、つまらなくても最後まで見なくてはいけないプチ監禁か?と思うこともある。
映画館のように途中退場もできる、ポップコーンも食べられる、そんな芝居小屋を運営したい。小屋がお客を呼び、演者が新しい顧客を獲得できる場所を創出したい。
そして、この2つの施設を合体させたメディアステーションが僕の会社の夢:目標だ。
ラジオの場合は電波事情もあり、なかなか難しいところもあるけど、実現の可能性を引き続き探していきたいと思っています。

これが複合したらできること

開演までの間、ラジオが流れている客席。これから始まる演目について話していても良いし、あらかじめ収録してある演者がゲストのトークを紹介しても良いでしょう。
終演後はスタジオまで上がってきてもらって今日、ご来場頂いたお客様にラジオを通してお礼を告げるのもありか?
お客さんもすぐには聴けないかもしれないけど、それが定番になれば、終演後はラジオアプリを開いて終演後トークを聴くようなおまけ付きの劇場になり、他と差別化もできますね。

公開収録や音楽イベントをそのまま放送することができるでしょう。

そんな夢を持っています。

キー局に負けないコミュニティFMの番組作り

2019年1月17日
キー局に負けないコミュニティFMの番組作り

パーソナリティの情報発信。おいしいプラットフォームはどれだ?

僕はラジオ局のキー局といわれるところでトークをしたことがない。
なかなか出来るものではないですよね。
でも、だからといってキー局で話せることがそんなにおいしいことなのだろうか?と半分、負け惜しみ、半分本音の記事です。

キー局とコミュニティFM局を比較する

エリア外の放送を聞く

キー局は国内でも、エリア外は聞くことが出来ない。エリア外を聞く場合はradikoでエリアフリー(有料)を申し込まなければならない
コミュニティFMは全国どこでもサイマル放送、リスラジなどのネットアプリ、インターネットブラウザを通して聞くことができる。

外国で放送を聞く

キー局はradikoでも聞けない。コミュニティFMはリスラジやサイマル放送で聞ける。
海外赴任の駐在員の方は日本語のコンテンツに飢えているので実は意外にコミュニティFMが聞かれている。

スマートスピーカーで聞く

キー局は○○流してと言えば流れる。実はほとんどのコミュニティFM局も○○流してで流れることもあるが、アプリを指定してあげる必要があるケースが多いようだ。
「Tuneinで○○流して!」この場合、コミュニティFMはTuneinに登録していなければなりません。
ちなみにTuneinでは登録しても時々、聞けなかったりする。運営が海外で、問い合わせも英語である必要もあり、対応も遅いのだそうで、エラーが出てる時は、「あ、また出てるんだな・・・」と流すようです。やや不安定な時もある。

放送電波で聞く

ここだけキー局が圧勝になる。コミュニティFMは微弱電波のため、試聴可能エリアでも音質がクリアでないケースが多い。国内であれば基本、リスラジで聞くのがベストだと思われます。
とりわけカーラジオでは初期設定でチャンネル登録されているケースが多く、そこに入っていないコミュニティFMはなかなか放送電波で拾ってもらえないでしょう。

まとめ

こうしてみると、キー局とコミュニティFM、リスナーが聞くための作業、インフラにそれほど差がありません。
テレビであればリモコンにチャンネルボタンがあり、そこに入ると入らないで大きな差が生じますが、ラジオのキー局とコミュニティFMにはそこまでの差がないわけです。

ラジオがネット回線やアプリ主体となった現代、キー局よりも人気のあるコミュニティFM局という下克上が起きてもなんら不思議ではない。
でも、その差は依然、埋まりません。
何が違うって予算が違いますから、有名芸能人や有名パーソナリティがいないコミュニティはなかなか聞いてもらえません。
だからこそ、企画と工夫で一矢報いたいですね。
更に言えば、昨日の記事「ラジオパーソナリティになるメリット」でも書いたように、ラジオは好きな局になるとザッピングされにくくなります。
裏を返せば、一つの番組だけ面白いモノを放送していても全体を通して面白くなければそこでダイヤルを変えられてなかなか戻ってきてもらえません。

というわけで全国のコミュニティFM局の関係者の皆さんにエール。
インフラはキー局と変わらない。あとは皆さん次第!

ついでに。
ラジオの番組制作をしています。
最近、自分の番組を放送していないのでややトークに飢えている。

チーム戦で戦える放送局がいい♪

24時間365日ミュージッククリップを流し続けるチャンネルを作ろう

2018年4月5日
24時間365日ミュージッククリップを流し続けるチャンネルを作ろう

ミュージッククリップを流し続けるチャンネルを作る。

動画配信が流行り、Youtubeではたくさんのミュージッククリップがアップロードされています。
でも、Youtubeでミュージッククリップをアップロードするのは、肝心要の楽曲売上げを下げるリスクがあります。
Youtubeにアップロードされた動画を動画ファイルとしてダウンロードしたり、音声ファイルとしてMP3ファイルにしてダウンロードしたりすることができるからです。
どうやってするかはググってしまえばすぐにわかります。
つまり、買わなくて済む。結構、この手段が横行していて、知らず知らずにどこかで聞いている音楽が実はYoutubeから不正にダウンロードされたものだったりするかもしれません。

そんなわけか、Youtubeで全編、ミュージッククリップを見せるミュージシャンも減ってきたように思います。
だからといって、露出を控えていても、誰にも聞かれなくなってしまう。
僕は買う。どこかで使う時、たまにYoutubeからDLできるよって言ってもらえるときあるんですけど、僕は買う。

僕が音楽と出会う場所は、もっぱらラジオです。

この曲いい!と思ったら、ラジオ局のサイトにアクセスしてオンエア情報の中から流れた音楽を見つけて、iTunesかamazonで購入する。
でも、Youtubeではこういう出会いがほとんどないですよね。
もともと知っているアーティスト名や楽曲名で検索してお目当てにたどり着く仕組みだから、出会いではなく「再会」の場所なのかもしれません。

そういう意味で、こういった音楽との「出会い」の場をネット上でも創出したいと思った時に、「24時間ミュージッククリップ」のようなチャンネルがあるといいなと思いませんか?

そんなチャンネル、abemaTVにあります。
MTVがabemaにある。ありがたやありがたや。僕はSpotifyで音楽を流したり、休憩中はabemaTVでMTVを付けます。
abemaTVのMTV
こういうチャンネルを流しておくことで音楽との「出会い」が創出される。

僕的にはこういうチャンネルを自分で作りたいと思ってしまうわけです。

それを作る方法が、abemaTVの生配信サービスFresh!。
このサービス、生配信サービスだけではなく、動画ファイルを何時から再生するとセットして配信することもできるのです。
つまり、著作権をクリアしたミュージッククリップが複数あれば、ずっと流し続けておくことが可能。
時折、音楽をテーマにした生トーク番組などを挿入させながら、このチャンネルに合わせればいつでも音楽との出会いがあるみたいなものが作れる。

生配信チャンネルの場合、配信されていない時間があるので、そのチャンネルをセットするタイミングは配信しますのお知らせがあったときだけですよね。
でも、24時間配信されているのであれば、とりあえず付けてもらえる習慣になるようなチャンネルが作れるかもしれませんね。

こんな企画に興味のある方、お声かけを。

僕の会社で取得したFresh!チャンネルをどう活用しようか、考えています。
24時間365日流し続けるインディーズ系のミュージッククリップを集めるのは大変なことですけどね、まずは、週代わりで毎日同じ時間に30分くらいでも良いのかな。

音楽との出会いの場、とりわけライヴハウスで集客に困っているけど、クオリティの高いミュージシャン。そんな埋もれたしまっている音楽との出会いの場を創出したい。
素晴らしいライヴなのにお客がいないと、みんなー!気付けよー!と思ってしまう。
ちなみに、僕は、ミュージッククリップも作れます。夢を追うミュージシャンの懐具合もしっているので無理なことは言いませんのでお気軽にお問い合わせください。

芸術活動をサポートする人生!売れてくれ。僕にはできなかったこと(^0^;)

当時はネット配信もない時代。アナログな営業で戦っていたのだ!頑張ってたなーオレ。。。2000年代前半の話。
40代は裏方人生です。応援するぞ!

Voicyを使うメリットは?音声配信。

2018年3月8日
Voicyを使うメリットは?音声配信。

音声投稿型のサービスVoicyが誕生。

最近、気になるサービスVoicy。大手企業や有名な方々がラジオパーソナリティのように音声番組を展開しています。
いいないいな、やろうかな♪と調べてみると、これもFresh!と同じように申請式。誰も彼もというわけではないようです。
配信される番組のクオリティやカラーをある程度保ちたいというサービス側のブランド戦略だと思います。
これからちょっと流行りそうという感じがします。
でも、音声投稿はnoteにもある機能です。
それ以前でいえば、ブログにも音声投稿機能が一般的についていることが多い。
やろうと思えば、今までもできたこと。これをサービス化したわけですが、他と何が違うのでしょう?
Voicyが他と差別化している部分といえば、アプリのデザインや構造。更にアプリをDLしないと番組を全編聴くことができないのでnoteよりも使い勝手が良いわけではなさそうです。
この先、どう進めていくのか?が気になるところです。

結局同じ機能なのに人々は渡り歩く。

facebookが流行ったときも人々はmixiから渡ってきたわけですけど、結局、ユーザー自身は同じことをやっているわけですよね。
facebookやTwitterにも写真投稿機能があっても、instagramに渡り歩く。
機能としては同じであっても、ちょっとした違い、ユーザー層の違い、そういう微妙なところで渡り歩く。

この前、ようやく審査に通った!と喜んでいたFresh!にしても、UstreamもツイキャスもYoutube Liveもあります。
機能的には同じものです。
結局、そっちでやれば何か良いことがありそうな雰囲気が気になって、渡り歩いて、心機一転と勝手にモチベーション上がってるだけに過ぎないのかもしれません。
書いててちょっと反省し始めてきました。

Voicyおもしろそー!じゃなくて

Voicyが面白いのではなく、Voicyで配信されている番組が面白いのです。
良いコンテンツは結局、何を使っても届くと思います。結局、ネット回線です。アクセスしたところで聞ければ聞けるのです。
後は、サービス提供側が意図するブランドに自分が合っているかどうか?なんでしょうね。
サービス側がリスナーを集めてくれる点もある。
自分のブログに1日、1000も10000も集めている人ならば、自分のブログに音声を埋め込んだ方が早いのかもしれませんが。
審査に関して、自分のキャラクターがサービスが求めているものと合っていなければ、どんなに実力があっても、審査ではねられるのでしょう。
申請式はブランドを守りたいからするのだと思いますが、ネットの基本はオープンなプラットフォームです。
今後も継続して発信者を限定して受け手のみを増やすことは難しいでしょう。
Freshも結局、オープン化が検討されていますし、大きなくくりで言えば、Amazonでは、誰でも書籍が出版できるようになってしまった。
発信者を審査するのは最初のうちだけ。最初にブランドを作り上げることで、それに合ったユーザーが集まってくる。そこからが勝負なんでしょうね。勝手な想像ですが。
デザインからして、女性がターゲットではないでしょうか?

チャンネルはいくつも持っておくと良いかも

音声配信は既にWordpressを活用してPodcast配信を行うサービスを僕の会社でも展開しています。
自社でVoicyのようなアプリを開発できればしたかったですけど、僕にはプログラミング能力がないので、そこは、オープンソースを活用します。
でも!WordpressもPodcastも王道です。
ただ、その中でも王道だったiTunes。Podcastは基本、iTunesで聞くわけですけど、そんな僕自身が最近、王道だったiTunesを開かないのです。
なぜか?
音楽を聴くツールがspotifyになってしまったからです。
もちろん、spotifyにもPodcastはあるのですが、spotifyでPodcastを検索したことないな・・・

Voicyに配信を切り替えたからと言ってリスナーが増えるだろうか?

VoicyはVoicyユーザーしか聞けません。ログインしないと聞けないようです。
noteなら聞いてもらえるか?ブログなら誰でも聞ける?どこなら?って結局、皆さん、あちこちで聞くのであちこちに同じものを流す必要がでてくるんですよね。
面倒くさければ、一番多いところに専念すれば良いのかもしれません。
とにもかくにも、ツールやサービスに流されることなく、コンテンツを作る人はまずコンテンツを作り、「主なところ」から発信すれば良いのかと思っています。
その「主なところ」は日進月歩で日々、変わるわけですね。
動画に関しては、当分、Youtubeなのでしょう。音声はなかなか定着しません。個人的にはradionomyであってほしいのですが。

とりあえず、ウェブやブログであれば普遍的なものなので廃れることはなさそうです。普遍的なところ+「主なところ」を一つか二つ。
あとはコンテンツをしっかり作ることが第一義であることを忘れてはいけない。
プラットフォーム作りは、優秀なIT企業にお任せです。Voicyはきっとメジャーになるのでは?という予想はします。
スマートスピーカーと同じタイミングで市場に展開されているので、マーケティングの観点からも上昇気流に乗れる上手いタイミングだと思いました。

Fresh!!チャンネル開設。一緒に番組を企画しよう。

2018年2月22日
Fresh!!チャンネル開設。一緒に番組を企画しよう。

AbemaTVの配信サービスFreshのチャンネル開設に通りました。

先日、Fresh!!チャンネル開設申請に落ちた要因から考える通るコツという記事を書かせていただきました。

あの後、どうにも納得がいかず、僕の運営する株式会社として申請を出してみました。

もちろん、チャンネルの運営母体が変わるわけだから、申請する企画、コンテンツは別の内容を記載しました。

結果から言うと、見事に通過。チャンネル申請が受理されました。

前回、書いた記事で落ちた要因を推測してそこから改善したのですが、「読み」は合っていたようです。

何をどう書けば通るのか?

SNSのフォロワー数は2000や3000では少ないと思われるのでむしろ書きませんでした。
とにかくマイナス印象のものは書かない。SNS欄は空欄。
その代わり、番組運営開始後に専用SNSアカウントを立ち上げ視聴者との交流を通して連携していくという趣旨のことが書いてあれば大丈夫です。

とにかく今回、力を入れたのは「開設したい番組の内容」です。ここ、今回は文字数にして約400字、原稿用紙一枚分ぎゅうぎゅうにコンテンツやその趣旨説明を盛り込みました。

ちょっとずるい小技

コツとして、ちょっとずるいかもしれませんが、こんなことを書きました。

「既にFreshで配信されている○○○チャンネルを手本にしつつ弊社の独自性を加味しながら・・・」

ということを書きました。これは既に審査を通って配信されているチャンネルを参考にすると書いているので、これで落とされたら、「なぜ、あちらは落とされていないのよ?」とツッコミが入ってもおかしくない。
「二番煎じだから」という理由で落とされることはないと思われるので、ちょっとずるい書き方かもしれませんが実際に手本となるチャンネルがあれば書いても良いかもしれません。
更に、審査を担当する方にとっては実際に配信されている番組を確認していただくことで、どんな番組を始めたいのかがわかりやすく伝わると思います。

良い実績は前面に出す!

もう一つ、今回、審査に通った強みとしては、僕の会社で運営しているラジオ番組の配信サイトを紹介しました。
radicas.NETです。

複数のパーソナリティが既に参加しているので、実績としては充分と思っていただけたのかもしれません。
ここは僕の会社にとってのイニシアティブなので、なかなか難しいところかもしれませんが。

チャンネルの趣旨は最も大事

更に、ジャンルとして、前回は、あまりネットでもバズることがないNPO活動、社会活動がメインだったことは落選の原因だったと思われます。
もちろん、大切なことですが、運営サイドが求めていなければそれまで。
たしかに、世のため、人のためということをオモテだって叫ぶのはあまりかっこの良いことではない。コンテンツとしても一部からしか求められていないのかもしれません。
そういうことを表向きに出さずに申請していれば良かったのでしょう。
「良いことやってます!だからお願いします!」というのは通用しない。大事なのはコンテンツが面白いか?興味深いか?もしくは役に立つか?そこだけ。

社会的なんだからなんでもやらせろは横暴

ソーシャル活動のあり方のヒントが前回の落選要因の陰に隠れていたのかもしれません。
結局、良いことも、社会のためになることも、面白くなくちゃ人は動かないんだ。

面白い企画、コンテンツそれだけ!

話はそれましたが、とにかく面白そうな番組を企画しているということが伝われば良いのです。
理念や社会貢献はオモテではなく、ベースにあればいいんだよね。僕はそう思う。

皆さんも、Fresh!のチャンネル開設申請、是非、チャレンジしてみてください。

これから番組を企画していきます!アイディアがあれば聞かせてください。

そして、僕はこれからこのチャンネルを誰とどのように運営していこうかとワクワクしているのです。
基本はラジオ畑の人間なので、MC、司会ありきの番組と、既に編集済みの動画ファイルも配信時間になったら再生するようにセットできるようなので、自分達で作ったドラマや映画の前説をして、それでは、どうぞと本編を再生させるとか、終わったら、「イヤー映画ってほんとにいいですね、さよならさよなら」とかしてみたい。

情報はツイッターで発信していきますので、是非、フォロー、リプライお願いします。
小塚ツルギのツイッター

今、24時間、365日、番組表は真っ白だ。

radionomyでラジオ局を設立企画

2018年2月14日
radionomyでラジオ局を設立企画

ラジオ局が簡単に作れるサービスが海外にあった

先週、Tunein配信のラジオ局を作ろうでストリーミングサーバーを借りてラジオを流すということを書きました。
なんとこれ、無料でできるサービスを見つけてしまった。
それは、こちらRadionomyというベルギーのサービス。

まだ、ユーザー登録していないので調査はこれから。こちらにプロモーションビデオがあるのでまずはご覧ください。ちなみに英語です。

このプロモーションビデオを見たところ、どうやら音声ファイルを並べて番組をスケジューリングしていくような感じに見えます。
生配信はできないのかな・・・その辺もユーザー登録してみてから調べてみる感じです。

著作権の心配は?

「著作権に関することは心配いらない全てカバーしている」と言っていますが、(僕のリスニングが合っていれば・・・)果たして日本国内の音楽に関してはどうなんでしょうか?
この辺はJasracに問い合わせしてみたいと思います。
ただ、2016年にradionomyが日本で聴けなくなったことがあったようです。著作権の問題のようですが今は聴けると言うことはクリアしたのでしょうか?
参照リンク:ラジオノミーが日本をアクセス禁止国に
まだ謎が多いradionomy。調査したい欲求。このビデオの中で、TuneinやiTunesにも登録できると言われていますので、なるほど海外ではこういうサービスでたくさんの個人がラジオ局を番組を配信していたわけかと納得しました。

トーク番組で著作権フリーを使う

トーク番組もけっこうありますが日本語のトーク番組はさすがにないようですね。フィリピンかな東南アジアの言語の番組はありました。英語のサービスでも積極的に取り入れて番組を始めている東南アジアの人。国内サービスが充実していないのと英語圏が近いせいもあるのかもしれない。
日本国内では著作権の心配がある。Jasracの見解も知りたい。ただ、この辺、海外サーバーから配信する行為はグレーゾーンだったりして、むしろ聞かない方が良いという方もいる。
ただ、個人的には担当者レベルであっても見解くらいは知っておきたいです。
心配なようでしたらトーク番組であればなんの心配もなく、スタートできそうです。著作権フリーの音楽をうまく使いこなせればバッチリ。

海外のサービスで番組を展開して誰が聴く?

そんなところでラジオ局を始めて誰が気付く?誰が聴くのだろう?という心配もあるかもしれませんが、このradionomyはプレイヤーをラジオ局ごとに埋め込むことが可能です。
例えば、Jpopを流し続けているラジオ局をここに埋め込んでみます。

こんな感じですね。以前、あった楽天FMのようにジャンルに分けて何局か開局してそれを総合的にまとめたサイトを運営すると言うことも可能になるわけです。
たまたまそのサーバーがベルギーにあるだけというだけ。プレイヤーを埋め込んだサイトを積極的に展開していけば良いのです。

ちなみに楽天FMはナイスなアイディアだと思っていましたがすぐにサービスが終了してしまいました。
さみしさにつられて僕の運営するラジオパーソナリティにチャレンジするプロジェクトradicas.NETのサイトはそのウェブレイアウトを踏襲しています。

radionomyを使用する上での心配

radionomyでラジオ局を立ち上げる際の心配は著作権の問題でまたradionomyが日本からのアクセスを禁止にした場合など、自分の番組が著作権を侵害していなくてもサービス自体がシャットアウトされることもあるかもしれません。
仮に番組枠を切り売りしていた場合など、スポンサーに迷惑を掛けてしまうことになってしまうかもしれません。
私のせいではありませんでは通用しないでしょうね。
もしくはこのサービス自体が予告なく突然なくなる可能性もあるかもしれないので、そういう心配を抱えたくない場合はストリーミングサーバーを独自で用意して配信するほうが安心だと思います。

そういう心配はあるけども、ある程度ゆるく使用できなくなったらその時はその時!と割り切れるチームが作れるならば、このradionomyを使ってラジオ局を開局するのもおもしろい企画だと思います。番組表を作って、それぞれが分担して、管理者がスケジュール通りに埋め込んでいくわけです。

著作権が心配ならJasracに問い合わせる

市販の音楽を使って良いかどうかはJasracに問い合わせるとして、ただ、Jasracと個別に契約してくださいということになっても、それほど高いわけではない。

こちらはJasracの料金表です。

さすがにかなりわかりにくい。以前に問い合わせしたことが何度かありますが、質問すると丁寧にお応えしていただけます。
番組を配信するなかで、スポンサー料金をいただいたり、番組枠を販売したり、掲載しているウェブでアフィリエイト等の広告収入がある場合でも、商用に当てはまると思います。
おそらく今回の場合、この料金表のなかのストリーム1曲1回4.5円が当てはまると思います。

かりに音楽番組を流すとして、1時間に7~8曲だとして、50円もかかりません。
番組数が足りず同番組を再放送して毎週かけた場合でも200円。ウィークリーの音楽番組が月曜日から金曜日まで3時間で毎週あった場合でも15,000円はかからない計算です。
そうであるならば、積極的に商用利用すればすぐに元では取れると思います。
(この料金表に対する僕の解釈が正しければ・・・)

海外サーバーから音楽を配信することが著作権侵害に当たらなくても、グレーだからこそ、こちらからお支払いすると申し出た方が良いのかもしれません。
もしくは、実際、radionomyからJasracへの包括的契約がなされている可能性もありますよね。その辺は実際使用するとなったら確認したいと思います。

曜日と時間を分担して一局(一極)に集めればラジオ局

それぞれ曜日と時間を分担してラジオ放送局を立ち上げる企画。
上記のような心配はあるけどもチームを立ち上げたいという興味があれば是非、どんな局をたちあげたいか聞かせてください♪
おもしろそうであれば喜んで乗るかもしれません!

今、radicas.NETというサービスで多くのパーソナリティ仲間とPodcast配信番組のプロデュースしてきましたがここで流すというのもまた、おもしろい試みかなと思います。
大変なのは、きっちり30分とか60分という時間で編集しなければならないことですね。
そういう意味でもやっぱり音楽は必要なんです。
実際、ラジオ局に番組を卸しているときは最終的に音楽で調整していますから。