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クリエイターで行く | TABIMELO - Part 4

20年前のDTM 始まりはミュージ郎

2016年11月11日

DTM歴は長いけど浅い

DTM歴は長いけど浅すぎるアラフォーです。DTMを始めたのはミュージ郎の時代。

音源はローランドのSC-88でした。

買ったは良いものの、当時パソコン初心者でもあった僕はミュージ郎の中のメイン?だったCake Walk(だったかな?)というソフトをちょろちょろっといじるも、なんのこっちゃわからず、買ってすぐに放置。

わからん!→生音主義じゃ!

と、言い訳のように、バンド練習に励んでいました。

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あるとき、サポートで入ったメンバーに、DTM持ってるのに、なぜ、へたくそなデモをメンバーに聞かせる?とツッコミが入った。

「生音主義だからさ」

と答えると、「生音が一番、お金が掛かるし、一番、難しいのに」

と言う。

「ていうか、お前、ドラムがいないからとかなんとかこじつけてQY-20で打ち込んできてるじゃん!ちっちゃい画面でめんどくさくないの?」

「パソコン、スタジオに持ってこれないじゃん?」

「MDに入れてくればいいんだよ」

当時、ドラムがいなかったことでYAMAHA QY20というシーケンサーでリズムをピコピコ打ち込んで、練習の時にならしていたのだ。

「ふーん、めんどくせーなー(汗)」

明らかな矛盾。

「どうせ、使い方がわからないんだろ?」

図星である。

その日、初めて会った、3つ4つ下の小僧に言われ目が覚めた僕は、ミュージ郎の中に入っていたソフトの中で、これがわかりやすそうだ・・・というソフト、Singer Song Writer Liteのマニュアルを、徹夜で頭からおしりまで読破。

読んでみると、意外に簡単だと言うことがわかった。

何事もマニュアルを読まないと始まらない。

「こ、これか?」コードを入れて伴奏パターンを入れると勝手に演奏をしてくれるコンピューターに鳥肌が立った。う、動いた!

次のスタジオでDTMで作った音源をバックにメンバーで演奏すると・・・なんともかんとも、メンバーにいないはずのストリングスやらパーカッションがでてくるわで、全員で感動した。

す、すげー!時代の転換期にいることを感じた。

かれこれ20年前の出来事です。

芝居に掛かるお金の話と利益を出す方法

2016年11月5日
芝居に掛かるお金の話と利益を出す方法

芝居を打つにはお金が掛かる

そして、9割方、利益は出ないと思った方がいい。

それでもやっぱり、どうにかならないかと計算しながら考えてみました。

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たとえば、週末3日の5公演でかかる費用は以下の通り

  • 芝居小屋 キャパシティ100席程度 搬入日とばらしの日をいれれば5日間のレンタル費用がかかります。ざっくり20万円。
  • 照明スタッフ 上記のような小屋の場合、特殊な照明をオプションでつけない限り照明機材レンタルは込み。ですが、非常に高価な機材なので、扱うのはプロというのが条件になります。
  • 打ち合わせ+本番の操作 安く見積もっても5万円。
  • 音響スタッフ こちらも照明スタッフと同様で、安く見積もって4万円。人口的に音響スタッフのほうが照明スタッフより見つかりやすいので照明さんよりやや安価で見つかるはず。
  • 舞台監督 もし、主催ができるのであれば、それに越したことはないけども、基本は雇うべき。
  • 現場責任者になるので、高くなる。搬入、搬出の事故は舞台監督の責任になるからだ。
  • 保険などにも入っているから更に高い。10万円は用意が必要。
  • フライヤー:デザインに3万円。印刷代に2万円。

絶対的に必要な経費でざっくり50万円。

ただ、これだけでは幕が上がるだけでコンテンツに関しては別途掛かります。

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更に続けてみよう

搬出搬入に軽トラなどのレンタカーを借りたり、プロモーションで郵送をつかう場合は、封筒に切手代。

小道具、大道具。

オリジナルであれば高くつくし、レトロなものや、近未来的なものなど、購入する必要性もでてくる。

衣装に関しては、ありものでいく場合とそうもいかない場合があるのは、脚本次第である。

経費理由で時代物を避ける傾向があるのが小劇場だ。

生ものの舞台、これをビデオで撮っておく場合は、知り合いの素人でも1万円は掛かるが、5万円で編集までしてくれる業者に頼むのが今後のためにもベターかもしれません。

受付スタッフに謝礼で5千円~1万円×2人

演出家を外部に発注した場合、稽古日数(20日として)×交通費+ギャランティー
交渉次第。無料という場合もけっこう多い。

役者さん。
およそすべてのしわ寄せがここに来ている今日の小劇場業界。
ギャラを払うどころか、彼らからお金をいただくことが多い。
チケットノルマという形が最も多い。それが良いのか悪いのかはまた、別の機会にて。

稽古場レンタル
公民館をつかう場合が多い。1時間300円程度。5時間×20日で3万円。

ただし、入場料をとっているので、本来は使えないか事業者価格になるケースが多い。
事業者価格で公民館を使った場合は倍額というケースが多いので、けっこう馬鹿にならない。

以上を踏まえまして、ざっくり合計で100万円は用意が必要です。

ただ、これではたいしたセットは期待できませんが・・・

この経費をトントンにするためには、いくらのチケットを何枚売れれば良いのか?

これをなんとかとんとんにするには、100席×5公演の500席の8割を埋める。

チケットの価格を2500円にするという計算になります。これでやっとトントン。

完売しても利益は25万円程度。

ただし、ここに来るまでに20日間の稽古があるので、それでも赤字と考えても良いと思います。

商品が仮に完売しても赤字が確定している事業活動。それが小劇場の芝居です。

ここからの気づきで、芝居で食っていくためには、公演日数をふやして、さらにファンを増やすこと。
自前のスタッフを育てること(仲間で持ち回りできるようにする)。自身が演出家か舞台監督のどちらかを兼務できるようにスキルを身につけること。
さらに言えば、稽古期間の収入は一切考慮に入れていないので、稽古日数や時間を減らさなければ、生きていけなくなる。

運営者は当然ですが、役者に関しても、この辺の事業感覚は持っておくべきだと思います。

役者が月3万円節約する方法

2016年10月12日
役者が月3万円節約する方法

貧乏役者がなぜ23区に住む?

僕自身が、元役者なだけに、芝居人のお友達が多いです。

そして皆、都内に住んでいる。理由は簡単。稽古場も、芝居小屋も都内だから、郊外に離れると交通費が痛い。

ワンルームマンションで比べてみると、僕の住む厚木では3万円台がごろごろあるけど、都内だと同じ条件で6万円台になる。

3万円の差は、郊外に住むことで生じる交通費でトントンくらいだから、時間の節約で都内に住むという考えもわかる。

そこで提案したいのが、劇団にしろ、芝居仲間まるごと郊外に移り住んで、本番だけ都内に行けば良いではないか?ということ。

神奈川県の芝居人、相模原、藤沢、座間、厚木いるにはいるけど、みんな、都内の仲間に合わせて、毎日、往復2時間以上かけて都内にいくわけですが、そういう人たちで公演計画を立ち上げてしまえばいい。

企画ができれば、稽古が地元でできるわけです。

勝負は都内でするにしても、別に年がら年中都内にいなくてもね・・・と思うわけで一つの提案でした。

というのも僕自身が演出家として都内にでることがあるので、地元の役者さんと地元で稽古したいなーなんて思っていました。

神奈川県の役者さんいかがでしょうか?

以前は、厚木で稽古して厚木で上演していたんですけど、稽古はともかく、郊外で上演までは厳しいものがありました。集客の面ですね。
やっぱり公演は都内が良いと思います!

ほかの業種では当たり前のこと

大企業だって、わざわざ土地の高い都会の真ん中で商品なんか作らないのです。

さらに言えば、郊外の空き家買い取って稽古しまくれば、いいではないですか!と勝手なことを思う。

アーティスト、役者の集客の壁

2015年12月12日

10代、20代と芝居にバンドにステージ人生を駆け抜けてきました。
33歳で我が子ができそれから今年3人目の子宝に恵まれましたが、その33歳で僕はステージを降りています。
それでも音楽はやめずにヴォイストレーナーとして、または作曲家としてミュージカルの楽曲をつくったり、ミュージカルの演出や歌唱指導をしてきましたが、自分自身がステージでマイクを握ることはほとんど無かった。
41歳にして、自主的にというよりもむしろ周りの後押しもあり再びステージに上がり始めている。
周りの後押し、つまり既にお客さんが集まってくれているわけだけど、やるからには満員御礼は目指したい。
そこでやっぱり、「集客の壁」というものにぶち当たるのです。
自分自身が、音楽や芝居、映像などを創っていると、自然に広い意味でアーティストの交友関係が多くなる。
すると舞台やライヴのお誘いがわんさかくる。
さすがに全部、イエスマンをやっていたら軽く土日は吹き飛んでしまい、僕の場合、子育て真っ盛りなのでそうもいかないのが実情。
もちろん、行きたい気持ちもあるけど、一度会ったきりでどんな芝居をするかわからない人からの一言メッセージでは、イマイチ、気分は乗らなかったりもする。
せまい社会、同業者どうしで、需要と供給が打ち消し合ってゼロを続けている世界がまだそこにあった。
かという僕も地元ではみこしに担がれてステージに上がってはいるものの、都内でライヴハウス復帰!ともなれば、同じようにお誘いをしてしまう運命(さだめ)なのですが…
やっぱりそうなる前に、この課題はある程度、クリアにしておきたい。

「私は私」で失敗したひと。

2015年9月30日

かつて僕は生意気だった。
20代の頃はややイケメンの部類に属すと思っていたこともあり。
大いなる勘違いなんだけど。
今や、四十も超えて、子供も3人いるし、妊娠何ヶ月?と妻におちょくられるほどにお腹も出てきて、第一印象はオッサン以外のなにものでもない。
若かりし頃は、
自分は自分なんで
っていう間違った精神で、「自分プロデュース」していて、一色で人と相対していたんだけど、嫌われるよね。
あれは完全なる間違い。
目上の人には失礼があってはいけないし、年下だからと言って威圧的な態度をとるのもアホだ。
失礼とフレンドリーは違うし、そこの使い分けができてなかった。
いや、さらさら使い分ける気がなかった。
ある程度、どこか変な自信があると、なんか、それはそれで許されてると感じてしまうシーンも多くて、それが更に勘違いに勘違いを重ねて、ダメな大人になっていった。
でも、それは許されているんじゃなくて、スルーされていたんだよね。
あの頃から今に至るまで、お付き合いいただいている方はホントにふところが広いんだろうなって思う。
あんな勘違い若造を見捨てなかったんだから。
そんなオッサンになっても芝居や音楽を続けていると、自然と、若い子たちとふれあう機会が多いのですが・・・
あ、あの頃のオレだ
なんて感じる子にときどき遭遇する。
一回痛い目みて、それからいい大人になれよって心でエールを送るんです。
でも!少しでも早く気付かないと、チャンスを逃すよ。
礼儀、マナー、更に言えば、フレンドリーにそれを使いこなせる人が成功する。
今はそれで仕事が順調に回っている。
回っている仕事は音楽や芝居ではないですけど、やっぱりマナーがしっかりしていて更に明るいやつは、何度も呼び出し、ご飯をおごる。
こっち側に立つとすぐにわかる。20代前半でそれができていると逆に尊敬する。
どんな生き方してきたの?って聞く。
できれば、ひねくれる時間が少なければ少ないほど良いと思う。
失敗から学ぶことも多いかもしれないけど、失敗してたら終わってしまうような賞味期限の短い世界もあるからね。

アーティスト、30にして辞めず、40にして本格復帰。

2015年7月2日
アーティスト、30にして辞めず、40にして本格復帰。

僕が最後にライヴハウスで歌ったのは、8年前。

娘が誕生した年、渋谷でレギュラー出演をしていたライヴハウス多作。

実はそこから、ライヴハウスで歌っていません。イベントではちょこちょこ1曲、2曲歌うことがあっても、自分のバンドのライヴという看板で歌うことはなかった。

子供が産まれたことで、なかなかお金につながらない音楽よりも、少しでも仕事につながっていたデザインや企画、コンサルにウェイトが上がっていくのは子を育てていくという責任感ゆえだったのだと思います。

それでも、音楽は継続していて、ミュージカルや舞台音楽を中心に作曲家や、ヴォイストレーナーとして継続していました。

8年経って、今は3人の子供もいる。

そんな中、音楽に対する執着が人を呼ぶのか、作曲の依頼は頂き続けるし、夏には久しぶりに名指し、出演料つきでライヴの依頼も入った。
パーソナリティ講座を受けたいという女の子が、使っていないんでとエレキギターを「もらってください」と持ってくる。

回りがこぞって、あなたミュージシャンでしょ!と言っているかのように感じてくる。

芝居は芝居で続けてきたけれど、先日、知人の舞台を見たのですがそこはライヴハウス。

バンドライヴと芝居のコラボレーションということで久しぶりに生のバンドの音を全身でうけてなんだか震えるような気持ちになった。

40歳。

また、ステージへ。

思うに、音楽を30で辞めるとかそういう人が多すぎる。

30歳。もちろん、忙しかったり、他のことで責任のある立場であったりしてなかなか難しいこともあるだろうけど、細くても長く続けてみることをオススメします。

きっと音楽の方から、話しかけられる。

40は時間や自分をコントロールできるようになる歳。音楽や芝居や何かを加えても、自分の生活への責任だって全うできるはず。