ウェブ離れから立ち直る

2008年1月8日

ウェブ離れといっても一度使ってしまうと切り離せないもので・・・


結局のところ、何らかの形では関わってしまう。

メールしかり、調べものしかり、そして大好きなお買い物で


前にここのほかでブログを毎日のように書いてました。


でも、自ら閉鎖


理由は、ウェブの世界に嫌気がさしたから。


ここは、印象に残った映画と本の感想をつらつらと書くだけで月に1回くらいの割合で書いてきたわけで。

(印象に残らなければ書かない、あえて、つまらないだの、深みがないだのネガティブなことは書きたくなかったわけで)


去年のある日、スカパーのパラボラアンテナを設置しようとして、みんなは自分でやるもんだろうか、業者さんに頼むものか?どれだけ簡単なもんなのか、ネットで調べてみようと、検索したら、某掲示板にたどりついた。


そこに書いてあったのは、僕と同じ悩み(悩みというレベルのものじゃないけど)をもつ人のスレで、「パラボラアンテナの設置って自分でできるもんですかね?」。


その下にはたくさんのコメントがあったんです。

中身は・・・


誹謗、中傷のあらし。


なぜ、そんなのできないのか?


といったニュアンスの言葉の後に個をさげすむような言葉たち。


たかだかそれだけのことで、なんなんだろう?と思いつつも読んでみると、そんな心無いコメントに立ち向かう正義感のある書き込み、とは言うものの、逆にそのことがケンカになっていくのです・・・


それを読んでしまった瞬間、


あぁ・・・ガーン


なんて思ってウェブがイヤになった。

自分のところにあんなのが来たらいやだなぁ・・・なんて思いブログを閉鎖しました。


それから約1年。

mixiの日記も月1回くらいの僕がぼちぼちウェブを使いこなしますか?とカムバック。


この本のおかげです。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)/梅田 望夫

ああ、そうか、そういう使い方なんだ・・・ウェブって。


ネガティブ市場のような印象だったけど、それは筆者も問題意識を持っていて共感を覚えました。


その他、タイトルを逸脱してるんじゃないかというくらいにウェブだけじゃない、いかに生きるか?という部分を突いてます。


来年あたり、この本を読んだから今、こんなんなってる!?

という実感がありそうな予感。

力をもらいました。

なんせ、ウェブの世界は高速道路なんだから。なんだそうです。

その先は渋滞していますが、この時代に生きる、ウェブを使う人の特権は高速道路に乗ってある程度のところまでは行けるということなのです。


その先も大事ですけど、そこまでだって充分、価値がありそうで、このハイウェイ乗らなくちゃ損だ・・・


そんな風に思いました。

映像化100%不可能

2007年12月11日
読書離れと言われて久しいですが、僕も本をむさぼり読むようになったのは、ここ5年くらい。
それまではめっきり映像。
映画ばかり観ていました。

大人になり、社会で生きていく知識の乏しさから新聞を読むようになり

なにげなく、論説なんかに興味を持ち

活字が苦手でなくなり

本屋のポップにやられて小説を読み始めて

あれからは、365日、必ず読み中の本が存在する。

そんな僕が出会った小説で、この伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」はスゴイ。
アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)/伊坂 幸太郎

なにがって、100%映像化不可能なのです。


なんで?って思いますでしょ?

僕も映像作る人ですが(インディーズ映画や、地方CM・・・)


ひとこと


やられた・・・


という映像作家完敗の小説


ご堪能あれ!

取り消したい時間あります?

2007年9月26日
残虐な殺人事件も、悲惨な戦争も、そのきっかけは、小さなものかもしれない。
朝食のパンに止まった一匹のハエかもしれない。

そんなプロローグはとても鮮烈だった。

タイトルどおり、そのきっかけを削除するというストーリー
削除ボーイズ0326/方波見 大志
¥1,470
Amazon.co.jp

このところ、タイムマシン系にはまってるわけじゃないんだけど、たまたま図書館に行ったら新刊で出てたから借りてみただけ。

プロローグは良かったけど

タイムマシン系か・・・

車椅子の少年とかでてくるし・・・

ん~、これで盲目の少女でも出てきたら読むのやめるか・・・

なんて思いながら読み進めていくと、はまった。

動物や人の死までコントロールし始めると、息を呑んだ。

さて、このKMDという削除装置。

今、手元にあったら、いつ、どこの時間3分26秒を消そうか・・・

悩めど悩めど消し去りたいような、そんな時間はない

前に、電車に乗っていたとき、向こうのホームから小さな子供が僕に手を振っていて僕も手を振り返した。

そしたら、それは、同じ車両に乗っていた子供のおばあちゃんにBYE2の手を振っていたことに気付いた。

あの時、あの瞬間はこの手を振っていた行動をなかったことのようにしたいと思ったけど、今思えば、貴重なネタだし、恥も失敗もすべては僕の要素。

多分、あの瞬間を消してしまったら、僕からひとつ、ネタがなくなって、それから、今より心がちょっとだけ弱くなるような気がする。

ただ、大事な人を事故で失えば、使うんじゃないかな・・・KMD。

夢の装置か、悪の装置かは、読んでみてくださいな。

踊る大捜査線の本広監督の「サマータイムマシンブルース」

2007年9月8日
スカパーの日本映画専門チャンネルがHVになった!
うれしーことです。
スカパー生活。これで尚更TSUTAYAに行かなくなる。

サマータイムマシンブルースを観た!

踊る大捜査線の本広監督だけに期待して観た!

序盤、なんだか、よく意味がわからない。

なんなんだろう?

みるのやめるか?(これが、TSUTAYAと違うところ、一本一本、借りてるわけでないので根気がなくなるのです・・・)

が!

映画なんて、そう、起承転結の起は我慢すべし!

つかみはオッケーのハリウッド映画なんかに慣れちゃうと、この起がどうにもこうにもきつくなる。

が、この起の意味のわからなさには、裏があったわけで、タイトルどおりタイムマシーンが出てきて、いわゆる仕掛けだったことがどんどこわかっていくのが爽快なのです。

ヒジョーに面白かった。

うむ。今日も得した。

舞台役者をしているころ、台本が作家から上がってくると、10回に1回くらいはタイムマシンが出てくる。

またか・・・

また、タイムマシンなのか・・・

と役者一同あきれるのですが、コテコテのタイムマシーンを使っても、この映画、バカにするどころか、バカバカしくてほんと笑える。

調べたら、元となったストーリーは洋物の舞台作品だったようで、なるほどなるほど。

世界では、ホラーだけでなく、コメディも日本のセンスが光ってますね。

落ちるところまで落ちた人たち

2007年7月23日
夏になると、心霊だ幽霊だと盛り上がります。
もちろん、僕もなにげにそんな話が好きなんですけど、大人になると、いやいや現実のほうがよほど怖いと色々と知りだすものです。

石田さん、よくNHKなんかで番組のナビゲーターとかやってますけど、あんなさわやかな顔して、こんなストーリーを生み出すんです。

LAST/石田 衣良
¥1,680
Amazon.co.jp

短編、オムニバス。

落ちるところまで落ちた人たちの話です。

これ読んで、正直、性格悪いかもしれないけど、ガンバロ・・・って思いました。

とくに借金や起業はよぉく考えてから、じっくり決断するべきだな・・・なんて、堅実に行きたい人のバイブルならぬブレーキになるかもしれない。

という意味でオススメです。

映画「リンダリンダリンダ」でブルーハーツを懐かしむ

2007年6月17日
僕らが中学生のころ、バンドの勝ち抜き深夜番組「イカ天」がきっかけでバンドブームが起きました。
あのころ、ギターを始めた人、あれから15年ほどたってどれだけの人が続けているんだろう。。。
かという僕もそのブームに乗っかった少年。
今では、ミュージカルのプロデューサーなんかをしている。
バップ
リンダリンダリンダ

このタイトルだけでなんとなしに見てみた。

現代の女子高生がブルーハーツをコピーする。

もちろん、ストーリーはバンドのみならず恋愛やら友情やらあるんだけどもバンド少年だったおじさんは非常に熱くなりました。

ステージものの映画、フラガールとか、スウィングガールズ、最後は、最高のステージを披露してエンディングなんてのは最初から見えているわけだけども、わかってても、熱くなった。

ブルーハーツが聞きたくなった。

すっきりした。